相棒①

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左側がブラックルチルクォーツ、右側がスーパーセブンのブレスレットです。
リーディングのお仕事の相棒です。

パワーストーンには効果があるの?
と、よく聞かれますが私自身はある、と思っています。
ただ、願いを叶える効果があるか?と問われたらうーん。わかりませんが少なくとも私には余り無いように思います、とお答えしています。
それならば何に効果があるか、と申しましたらやはり、自意識の向上とそれがもたらす能動性かな。
と思います。
他力、ではなくて自力UP。

ブラックルチルは自力UPではなく、純粋に魔除け邪気避け、で使っています。
スーパーセブンは個人的には、男性的なストーンかな、と思っています。
安定した合理的な能力の維持に有効、と感じます。
たから、両方とも仕事の時だけ。
プライベートでは着けません。

パワーストーンは好きなのですが一般的に言われている効果と、私が感じる効果は同一ではない場合も少なくないので
(例えば、ルチルクォーツ。金運のストーンと云われていますが、私はヒーリングストーンとして使います。)
いろいろと、ご紹介していけたら。と思っています。

犬猫に関する事。

我が家の最長老猫、20歳の雌です。
足腰は弱りましたが、お蔭様で元気に暮らしています。
私は幼い頃から動物が大好きでしたが、犬や猫を飼い始めたのは結婚してからです。
今は猫だけ4匹ですが、以前は犬1匹猫8匹の大所帯でした。
ゆっくりと一緒に過ごせる時間が少なく、でも出来る限りの事はと思っていますが…充分ではなくてごめんなさいね、といつも思っています。

大切なペットに関するリーディングも承っています。
獣医師ではないので、医学的な見解はご容赦頂いておりますが、人間と同様にリーディング致します。
ただ、擬人化はしないのでスイートな返答になるわけではありませんが、「その仔にとっての主観的見解」でリーディングして参ります。

愛するわんちゃん、猫ちゃんに哀しいけれど、虹の橋を渡る日が来て。
私たちは涙にくれながら見送ります。
でも、時に虹の橋を渡らず、
「犬守り」「猫守り」になる仔がいます。

「犬守り」は、飼主さんの命を護る番犬になる仔。
「猫守り」は、飼主さんのネガティブを緩和する役割をする仔。
いずれも、「まだまだ、大好きな飼主さんと一緒にいたい。」
と、ペットが自らその役割を志願?するようです。
これはどうも、仏教的な成仏の理念とはまた異なるようで、
敢えて言うならば、その仔のカルマなのかもしれません。

ペットと共に暮らす、それは御縁だけではなく、どうも、カルマが影響している場合もあるのでは。
現場のリーディングからも、また私自身の生活の中でも、それを痛切に感じる場合は少なくありません。
皆さまのおうちの可愛い仔たちが、幸せに長生きしてくれる事を心から祈っております。

「禅問答」

私はシャーマン兼務のタロットリーダーではありますが、
宗教家でも霊媒でも魔女でもありません。
ただ職業柄、いろいろな捉え方をされる場合が多く、確かに対処は事例により千差万別なのでクライアントさんにより、感じ方もまた、千差万別になるようです。
そんなわけで、リーディングの現場では時に、禅問答的な会話展開になったりします。

Aさん。
「あなたには何が見えるんですか、何でも見えるんですか、僕の未来は薔薇色ですか。」
私。
「私には目の前のタロットカードとあなたが見えています。」
Aさん。
「だから例えば。僕の後ろに不動明王がいて守っているとか。」
私。
「私は目に見えるものは信じないんです。視力は脳内の智識に影響されます。私の智識が及ばないものは認識されなかったり、ねじ曲げられたりするでしょう。それをあなたに伝える必要を感じません。」
Aさん。
「うーん。じゃあ、僕の後ろには何もいないんですか?」
私。
「お客様はタロットリーディングをなさりにいらしたのではないんですか?」
Aさん。
「だって、そういうのが見えないと未来は見えないでしょ?」
私。
「少なくとも、薔薇色の未来という、ハイパーファジーなものは見えないですね。あなたは幻覚の未来が欲しいんですか?」
Aさん。
「だからあ。僕は見て欲しいわけ、自分の未来を。成功していれば薔薇色なわけよ、普通は。」
私。
「はい、タロットでリーディングしますよ。未来だけではなく、過去からカルマから、何もかも。勿論、佳き事も悪しき事も。それらは、変えていく事が出来る場合もありますし、変えられない場合もあります。それでは、始めましょうか。」
Aさん。
「ちょっと待ってちょっと待って。僕に悪しき事はないはずなんだ、薔薇色のはずなんだ。ねえ、薔薇色って言って下さいよ、オーラは金色だって言って下さいよ!」
私。
「さて。みんなリーディングしましょう。始めましょうか。」
Aさん。
「だから、薔薇色の未来がああああ…」

毎日、勉強させて頂いております。
私は宗教家ではないので、説教はしません。
辛抱強く聞いたりもしません、時間内にリーディングを致します。

8月8日、満月。

クライアントさまが送信してくださった、札幌の満月です。幽玄ですね。

今日の満月は部分月食もあり、意味合い深い満月、なんだそうです。インターネットを開くと、占星術的、天文学的、スピリチュアル的、様々な解説が成されていて感心しますし、よし、特別な満月ならば気合い入れてお願いしてみようか、と思う方もいるでしょう。

私は幼い頃に、お月様の事を「のの様」と呼ぶのよ、と教えてもらった事があります。

「のの様を見たら手を合わせて深くお礼をしなさいね。そして、のの様、のの様。これからもお教え・お導き・お見守り下さい、と心から唱えるのですよ。」

それを教えてくれたのは私は母だと思っていたのですが、後日、母はお月様をのの様と呼ぶなんて知らない、と言っていましたのでそれを言ったのは誰だったのか。今は記憶が曖昧で思い出せないのですが、とても大切な事を教えてもらった、と幼心に感じた事は今でも、覚えています。

敬うものに、願いの合理性を預けて希望を連ねるより、真摯に手を合わせて御礼を伝えたい。

そこに、アニミズム上の重要な認識、「畏怖と畏敬」が自然に含まれてくる。

私はそのように思います。

今日の満月にも、手を合わせながら。