
クライアントさんから頂いた、不思議な雲の写真。
我が家の、庭とも言えない小さなスペースに、
メダカ鉢を並べています。
もう長い間、メダカは飼っていて、何代目になるのでしょうか。
時折、外来種?を連れて来て
鉢の中の血が濃くなりすぎないようには、気をつけていて。
一鉢にだいたい、十匹前後。
あとは、どんどん子供は産まれて、どんどん親が食べてしまうから
時折、隔離したり生き延びていつのまにか大きくなっていたり。
と、繰り返しておりました。
ガマガエルも長い間、鉢に卵を産みに来ていましたが
五年前くらいに巨大なゴッドマザーが昇天し、
それからは啓蟄の日にカエルの大合唱は無くなりました。
それが、一か月ほど前に、
一匹のまだ若い、大きくなりきってはいないカエルが
メダカ鉢にちょぽん、と入って顔だけ出しているのを見付けました。
あれ!どこから来たの?
メダカ鉢のお風呂、気に入った?
よかったら、ゆっくりしていってね。
そんな声かけをしたりして、それから時折、
カエルがメダカ鉢でリラックスしている姿を見かけるようになりました。
平和な光景だなあ、と思っていたのですが…
メダカ鉢のひとつは、「みゆき」という銀色の身体が美しいメダカで、
ひとつは「おろち」という真っ黒な品種。
この二つの鉢は、綺麗に群泳していたのですが、
気付いたら、あれ?メダカ、減ってる?
この夏の暑さで、寿命が早かった?
でも、減り方が激しい感じで、水面に亡骸が浮いてもいない。
ひ、ひょっとして…
それから初めて、ネットで調べました。
カエルはメダカを食べる、と載っていて大ショック。
そうか、メダカたち、食べられちゃったんだ…
みゆきも、おろちも、楊貴妃も、全部。
(色が川魚に似た品種は、生き延びていました)
餌と水があって、外敵が少ないから、
カエルは居着いたんだ…ちっとも平和じゃ無かった。
ごめんね、メダカたち。
でも、カエルを追い払うのも可哀想…
それから、メダカの大救出、お引越し大作戦を実行中です。
掬えない大きさの稚魚は鉢に残して、
掬える大きさのメダカは全て、新しい鉢に移して玄関前のたたきに移動。
溢れかえる鉢また鉢。何屋だ?という物々しさ。
カエルが冬眠したら、来春からの対処を、
また考えていきたいと思っています。
あー、しかし、
知らないとは何より、怖い事と痛感しています。

