目黒、天恩山五百羅漢寺の獏王。


目黒に座する天恩山、五百羅漢寺。
多数の羅漢像が並ぶ姿は圧巻ですが、
こちらに大変珍しい、
「獏王」と名付けられた不思議な像があります。

獏王の獏は、悪夢を食べてくれる、という
言い伝えがある、架空の動物、貘。
この王様、という事ですが、
神社の屋根の下にある、木鼻の貘のような巻き毛も無く。
真っ黒な体に、幾つも目があるちょっと怪異な姿。

実はこの獏王、
貘ではなくて、中国の瑞獣である「白澤」(はくたく)
ではないか、と言われています。
森羅万象に通じた、知識と旅の守り神、白澤。
その姿を祀る神社仏閣は少なく、
有名なのは長野の戸隠神社の奥宮。

そんなレア度MAXな、有難い獏王さま。
旅の前に、一歩踏み出す勇気が欲しい時に、
知識を生かしていきたい時に、
獏王さまにお願いすると良いかもしれません。


こちらが、獏王除災守。
なんと、獏王の体と、顔にある目の部分だけ、
守り袋の織りが違い、目がギラギラして見えるのです。

迫力〜!

こちらは、弟子のヨモギダさんが買ってきてくれました。
ヨモギダさん、ありがとうございました!

雛祭り。


長く伸びていく、飛行機雲。

3月3日、桃の節句、雛祭り。
女の子の健やかな成長と、幸せを願い
一年に一度、飾ります。

本来は流し雛として簡易な人形で、
雛祭りが終わると川に流して、病魔を退散させ、
厄を祓うものでした。
地域により、風習は違いますが
大抵は、嫁の実家からお祝いに贈るもの。
もしくは、両親から娘へと、
雛人形が親の代わりとなり、
いつまでも娘を守るように願い、贈るもの。

さて、今年の雛祭り。
娘二人の雛人形を出して飾り、
私の雛人形を出して飾ろうとしたら…
ぽろり、と男雛の頭が転がり落ちました。

え?え?ちょっと待ってちょっと待って。
確かに、しばらく前から首がグラグラしてきていて、
もう60年以上前の人形だから
経年劣化があるのは当然ではあるのですが、
気をつけて出したりしまったり、していたのですが…

この男雛の連れ合いの女雛は、
もう20年くらい前から、歯が生え出していたのでした。
正確には、歯ではなくて
唇の塗料が剥げて、地が出てそのように見えてしまうのだと思うのですが、
女雛の小さな口は少し開いていてピンクの舌が見え、
その前に小さな、米粒の1/5くらいの白い歯のようなものが見え、
真っ赤な唇に映えて、かなり色気がある女雛になってしまい、
その色香は年々、強くなるように感じていました。

色気漂う、歯が生えた女雛と、
今にも首が折れそうな男雛、二人並んで澄まし顔、
というより何やら妙に迫力がある。生身っぽい。

その、男雛の頭がころり、と音もなく落ちて。
そうか、お疲れ様でした。
女雛を抑えていた男雛は、力尽きてしまったのね。
それだけ、女雛の力が強くなったわけですね。
いよいよ、人形供養の時期が来たのですね。
長い間、ありがとうございました。

私は落ちた男雛の首を、男雛の膝に抱かせて
薄紙で包み直し、
女雛を包む薄紙は取らずにそのままに、
女雛の顔を、うすく開けた歯が生えた口を見ずに、
お酒をあげてお菓子を持たせて、
すぐに人形供養に送り出したのでした。

灯りをつけましょぼんぼりに…

ありがとう、お雛様、今までありがとう。
私は、これで親の庇護から、本当に巣立った気がしますよ。
さようなら、私のお雛様。

ありがとうございます(^^)


小田原発、大雄山駅終点の
単線電車、大雄山鉄道。
有名な古刹、道了尊へと誘う電車です。

その、大雄山鉄道駅舎プリンを頂きました!
ありがとうございます)^o^(
嬉しいです。

3月のお休みのお知らせです。


雪を被る善光寺の山門。

3月17日月曜日より、26日水曜日まで対面、zoomリーディングをお休みさせて頂きます。
メールでのお問い合わせ、インターネット予約等は通常とおりのご対応となります。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

私のRolex。


ハイブランドにご縁無しの私ですが、
先日、それこそ
自分的には清水の舞台から飛び降りる気持ちで、
この腕時計を購入しました。

東海道・山陽新幹線区点検用新幹線車両、
ドクターイエローとすみっコぐらしコラボ
特別限定ウォッチ。

ドクターイエローのベースカラーの黄色、
文字盤に光る金の車輪エンブレム、
すみっコぐらしキャラの24時間盤。
(キャラクターが小さい!)

意外と重くてゴツいのですが、
私にとっては、Rolexレベルのお宝です。

今日は節分。


ノルウェージャンフォレストキャットの女の子、あおちゃん。
ガンつけてるわけではありません。
缶詰ご飯を欲しい、とドライフードの前で訴えてきているだけです。

今日は節分。
豆を撒いて、福茶を飲みました。
外には盛大に豆を撒き、家の中には少しだけ。
うっかり犬が食べてしまうといけないから。

鬼は外、福は内。
これは、非常に自分本位な思考ではないか?
と思ったりした、考えが若い時代も過去にはありました。
今は、そうは思わなくなってきています。
しみじみと鬼に対して思うことは、

鬼って、
自分を鬼だとは全く思っていない存在なんだろう、
ということ。
鬼は、人がそのように成るもの。

私?
私はね、自分の事を時々、
鬼みたいと思ったりするから、
鬼とは違うのよ、少なくともね。

え?あなた?
大丈夫ですよ、
このブログを読んで下さるような方なんですから。

七味唐辛子。


私は辛いものは苦手ですが、
七味唐辛子は好きなのです。
御味噌汁に少しかけたり、煮麺に使ったり。

七味唐辛子の老舗、
長野の根元八幡谷礒五郎謹製の、こちらの
ニューイヤーモデルが個人的にツボです。

日本で1番高所を走る小海線の缶、です。


勿体無くて、しばらくは使えません。
眺めて楽しむ事に致します。

日めくりカレンダー。


ものすごく可愛い日めくりカレンダーを頂きました。
ありがとうございます!

この日めくりカレンダー、
一枚一枚が付箋紙になっています。
しかも、日めくりした後の「付箋紙」を貼り付けて保管しておく、メモブックまでセットになっています。

毎日の日めくりが楽しみ…と思っていたら、
あれあれ?もう一月が終わってしまう…

昨今の世間の話題が集団ヒステリーみたいだなあ、
と思いつつ、
名探偵◯◯ンは「真実はいつもひとつだ。」
というけれど、現代の真実は、
価値観と人の数だけあったりするんだよなあ…と思ったりしながら、日めくりしようと思います。

駅の発車ベル音。


北海道を走る単線汽車。

最近、最寄駅であるJR藤沢駅の発車音が変わりました。
「藤沢市歌」になったのです。
ちゃーんちゃーちゃちゃーん、と明るく響く発車音に
つい、いそいそと電車に乗り込みたくなってしまったり、
疲れている時には、逆にやさぐれた気分になったり。

今のJRは、駅ごとに発車音は違っているのが普通ですが、
隣駅の辻堂は「浜辺のうた」。
おおらかな気分になります。
その隣、茅ヶ崎は「希望の轍」(桑田佳祐)。
うーむ、ノーコメント…
国府津駅は、「みかんの花咲く丘」。
オルゴールの音色も美しく、絶品かも。
そして、一度聴いたら頭の中でリフレインが止まらないのが、小田原駅の「お猿のかごや」。
そうか、歌詞に「小田原ちょうちんぶら下げて〜」と、
ありますものね。
これが軽快でたまらない。
YouTubeでも聞けますので、是非。

たまに、出張に行く時に乗り継ぎで使う八王子駅。
こちらの発車音は、「夕焼け小焼け」。
作曲家が八王子出身とのことらしいのですが、
朝早くに八王子駅に着くとあちこちから響いてくる「夕焼け小焼け」。
なんだか切なくなって、帰りたくなってきます。
カラスと一緒に帰ろうかなあ、仕事したくないなあ…
あ、まだ朝だった!
と、いつも混乱しています。

昔の単純なベル音が、今は懐かしいです。

新しい靴。

新年、新しい靴を買いました。

……とんかつみたいだった…

これで転ばずに歩けますように!