人形の夢。


江ノ島にある「児玉神社」の地域猫さん。
狛犬の足の間からこんにちは。

霊的に意味がある夢をみることが出来る能力者を「夢見」といいます。
トランス状態になり、憑依させる事でビジョンをみていくのはシャーマン。
みる夢そのものに意味があり、独特な夢をみるのが夢見。
しかしながら、夢見は必ずしも、自分がみた夢を理解、解析出来るわけではありません。
審神者(サニワ)的な解説者を必要とする場合が多いです。
私には3人の子供がおりますが、長女が夢見のようです。

今朝、長女がみた夢。
(うちは二世帯住宅です)
一階の親世帯のベッドに寝転んでいて、
ふと「人形」が三体、そこにあるのに気づく。
コケシのような、シンプルな構造のそれには、
一体には全体を覆うような「バツ✕」がついていて、
一体には頭に✕。
もう一体はどうも、下半身が無いみたい。
それを見てとうとつに、
「そうだ、このうちに以前住んでいたひとりは既に世を去り、
もうひとりは知的障害があり、もうひとりはパーキンソン症候群で歩けなくなっていた…」
と、「思考」が動きだす。
すると、なんだかさわさわさわ、怖さが訪れてくる。

夢の中で、慌てて手荷物をまとめ、
帰ろうとして玄関に急ぎ行くと、
いつの間にか「人形」の一体が玄関に居て、
ぴょん、と飛び付いてぶら下がる。
ドアは開かない。
恐怖の波が来て、目が覚める。

うーん。
そうね、「誰か」が、帰りたがっているような。
思念は、それを絶え間なく思い続け、考え続けることにより
「ヒト」から独立し、
それに雑鬼がまとわりついて、いつの間にか魍魎となる。
そういう事はある、と私は考えていて、
今回はそのケースかしら。

昼頃、姑が入院していた病院から連絡があり、
今のうちに皆さんで御見舞に来て構いませんよ、とのお話。クライアントさんに連絡し、後日振替にして頂きました。
ご快諾くださってありがとうございました。

見舞いに行ったら姑はそれなりに元気で、でも
見舞いの間、姑はずっと「足がね。」と言っていました。
痛いでも、痒いでもなく、ただ「足がね。」と。

病院からの帰り際に、家人のシャツのクビの後ろ、
丁度、正中線のところに何か、付いているのに気が付きました。
鳥の糞?
糞のような「汚いもの」が身体に、付くこともケガレ、
となります。
ケガレは、その力で結界を解除してしまったり、します。
家人がそのまま、帰宅して家に入ったら
彼が家の結界を壊し、いくらでも魑魅魍魎が自宅に入ってきてしまう状況。
自宅前でシャツを脱がし、激しく祓いながら道を作り、
無事に帰宅。
しかし、どこで鳥の糞が付いたのか、
皆目、見当がつかない状況でした。

何も起きなかったのか、
これから起きてくるのか、まだまだわからないですが
日々、よくわからない、不思議なことは
たくさん、生じているようです。

例えば、人形の夢をみる、とか。