「ところ変われば」。


フランス・ストラスブールに渡って仕事を展開中のパティシエ、堀先生からイースターの楽しい?報告がありました。

イースターのケーキをたくさん作ることになった、堀先生の勤務しているケーキ工房。
万国共通で、ハードワークなパティシエの仕事、
ケーキの本場、フランスでも人手不足は深刻で、
工房で作ったパーツを販売店で組み立ててショーケースに並べて販売、となるんだそうです。

さて、写真のケーキ四点。
真ん中のピカチュウケーキが、正しいピカチュウケーキ。
ピカ、ピッカぁ〜、と言いそうなかわいい感じ。
左上のピカチュウは…何故か、耳パーツが四枚ついている?
ピッカぁ…?という、ちょっと残念なピカチュウ。
右側のピカチュウは、何故か、鼻の部分に耳パーツが。
これでは、ピカチュウというよりブタチュウ。
ブカ、ブッカあ〜と物価値上げ反対を叫ぶピカチュウ。
手前のチョコレートケーキのイーブイは、当たり前のようにケーキど真ん中で寝ている…
もしもし、イーブイは立ってるキャラクターですよ?
しかも、散らばる人参。
イーブイはフランスで、ウサギに進化〜??

フランスは繊細な文化と深い歴史の、美的感度は世界一の国。
と、捉えていた私には少し、カルチャーショック。
堀先生に聞いたら、
「日本人だって、いろいろといるように、フランス人も同様。全ての人に美的センスがあるわけじゃないですよ。それに、ピカチュウケーキは美的イメージ最優先で作られていないですし。」

そうですよね。
当たり前に、そうですよね。
確かに、パーツ的にはピカチュウを満たしているのだから、全てが一応、ピカチュウであるわけですね。
なんでもない事象も、中に含んでいることは、多いのですね。
うーん、哲学的だなあ。


こちらはオマケ画像、
スカイマークエアラインの「ピカチュウジェット」。
中にはピカチュウのイラストがあり、
機内放送もピカチュウが、
「ピカピカ、ピッカピカ、ピッカチュウ〜」とアナウンスしてくれます。翻訳は無いですが…