恋におちて。


最近、だいぶ大きさなってきたあおちゃん。
ノルウェージャンフォレストキャット、という大型種だけに、
もうはちくんと並ぶような大きさ。
ノルウェージャンフォレストキャットは野生趣が強い種類で
そのせいか、あおちゃんは別嬪さんなのに
お転婆・無神経、でも甘ったれさん。
はちくんとラブラブにみえますが、
はちくんはお転婆あおちゃんがちょっと苦手です。

「鶴見さん。占い通りに私、いきなり恋に落ちました!」
恋愛関係で最近、かなりの苦労があったクライアントさん。
ちょっと上気した顔で、はにかみながら、
しかしマシンガントークで新しい恋を語る。
彼女から、数多もの「恋のつぶて」がスパークリングしているみたい。
(余談ですが、山下達郎の「Love space」はとても好きな曲です。)

「鶴見さん、私、なんだかもう彼が好きで好きで好き過ぎて。吐き気がしてきちゃうくらい、好きで。」
そ、それはスゴいです。スゴすぎます。
この、恋に堕ちた可愛い女性は、
好きな彼を想い慕いながら、こっそりゲボゲボいっているのだろうか。
なんてシュールな。
でも、それでこそ恋。キラキラうるうる、だけが恋ではないはずだから。
こーんな事もあーんな事も、
シラフなのに思いっきり真剣に思い詰めて
出来てしまう、それが恋、なのでしょうね。

大汗をかきながら、紅潮した顔で
時に声が一オクターブ高くなったりして
今後の行く末を案じる彼女。
大丈夫、こうなったら巻き込んでしまえば良いのよ。
真剣な恋の引力は、物理の方程式を超えるはずだから。

パッションで転がるようにして、
恋仕様のクライアントさんが帰られると
次にみえたのは40代後半男性クライアントさん。
「妻が、私が浮気をしていると疑っていて、もうどうにも手が付けられません。どうしたら良いでしょう。」
うーん、かなりもつれてしまったようですね。
信頼と期待とは違いますしね。
恋が愛になり、時間を重ねていくといろいろな副産物が生じてきて。
それで生じたネガティブに
ポジティブな道理を加えていく、
それが可能なのがタロット・リーディングかもしれません。
毎日が、深い勉強の中。