気になるウロボロス。

浜松のクライアントさんが、自家農園で採れた野菜を送ってくださいました。
ありがとうございます!

タロットカードでも、シンボリズムとして使われる事が多い「ウロボロス」。
ヘビ(龍)が、自身の尻尾を咥えている姿です。
Wikipediaによりますと、

ウロボロスには、1匹が輪になって自分で自分を食むタイプと、2匹が輪になって相食むタイプがある。

ヘビは、脱皮して大きく成長するさまや、長期の飢餓状態にも耐える強い生命力などから、「死と再生」「不老不死」などの象徴とされる。そのヘビがみずからの尾を食べることで、始まりも終わりも無い完全なものとしての象徴的意味が備わった。

古代後期のアレクサンドリアなどヘレニズム文化圏では、世界創造が全であり一であるといった思想を表した。
カール・グスタフ・ユングは、人間精神(プシケ)の元型を象徴するものとした。
他にも、循環性(悪循環・永劫回帰)、永続性(永遠・円運動・死と再生・破壊と創造)、始原性(宇宙の根源)、無限性(不老不死)、完全性(全知全能)など、意味するものは広く、多くの文化・宗教において用いられてきた。

という事なのですが、
ヘビはアダムとイヴに智恵の実を食べさせたり、
金運を呼ぶとして皮が珍重されたり、
常に人間社会との不思議なかかわり合い、
を持っています。
決して好かれやすい、
アイドルのような存在ではないですが。

疲れている時や、
テンパってしまった時のパワーアップには
かなり有効では?と思われるこの不思議な図像、
世界共通の魂のM&Aなのかもしれません。

素敵なブレスレットとリング。
目にはガーネットが入っているそうです。
渋谷区、恵比寿にある「gunda」の作品です。