閉店の音楽。


ペキニーズの男の子、とんちゃんは
椎間板ヘルニアの持病があり、まだ11箇所ものヘルニア予備軍軟骨組織があるので、
常時、医療用コルセットを着用しています。

でも、夜寝る時には、コルセットから少し解放してあげたいので外します。
朝、起きたらすぐにコルセット着用です。

夜、とんちゃんはケージで寝ますが、
眠くなってくると、なんとなく落ち着かなくなってきます。
そわそわ。

あ、とんちゃん、もう閉店のお時間ですね?
今日も一日、ありがとうございました。
また明日のご来店を、心よりお待ちしております。

そう、つぶやきながら
閉店の音楽を歌います。
そう、「蛍の光」。
誰かが、蛍の光を歌い出すと、とんちゃんは
一生懸命、自分からケージに入り、コルセット外して〜と背中を向けて、
いそいそと丸くなって寝る準備をします。

だから、うっかり、変な時間に「蛍の光」を口ずさんでしまうと、もう大変。
あれよあれよと言う間にせっせ、せっせと
とんちゃんはケージに入ってしまいます…
良いのだか、悪いのだか、
そこからまた、気を取り直して
「あ、そうか、まだ寝る時間じゃなかった」と、
納得させなくてはなりません。

これからも、たくさん、たくさん、蛍の光を歌えますように。
とんちゃん、(猫たちも)長生きしてくれますように。