遠路はるばる。


フランスに移住なさり、パティシエとしてご活躍中の
堀先生に、ちょっとした頼まれ物(書類系)を国際スピード郵便EMSで送る事になりました。

発送して、一週間。まだ届かない。
発送して、二週間。まだ、届かない…
発送して、三週間。マジか、まだ届いていないですかあ〜?

追跡番号で調査すると、フランスには荷物はある。
しかし、管轄郵便局に先生が確かめに行くと、着いていないと言われる。
税関で引っかかっているのかしら…?など、やり取りしながら様子をみる事にしていたのですが。

結局、一昨日、私の自宅に返送されてきました。
「届けましたが不在でしたし、取りに来ませんでした。」と貼ってある。
う、嘘でしょう、それは…

どうも、EMSは携帯電話番号など、個人を特定する情報が、ないと届けてもらえないらしいのです。
確かに、うっかり電話番号を聞き忘れていて、記載しなかったのです…
フランスでは、郵便局が扱うのではなく、委託業者扱いで郵便局はノータッチだ、とも今更ながら聞きました。
しかし、一ヶ月以上かけて、はるばる日本まで帰ってきた、この封筒。
汚れ果ててはいるものの、まだまだしっかりしています。
いやあ、頑張ったねえ、封筒さん。
あなたは、頑張りの記念として、残しておく事にしましょう。
どんなに逆境でも、耐え抜いて中身を守ってくれました。
偉いなあ、ありがとう!

…そして、また出し直す、今度は電話番号を記載して。
今度こそ、届きますように!

中身、ですか?
実は、江の島神社の交通安全の御札です。