嵐の後の江ノ島弁財天。

超大型の台風が駆け抜けた後、江ノ島に行ってきました。
台風の高浪の影響で海は茶色くなり、空の蒼とのコントラストが鮮烈でした。

遠くに見える富士山、ぽわぼわの曇がアフロウィッグみたいに見えて可愛い。
手前の浅瀬は打ち上げられたゴミの山…

海は荒れていて、あちこちに波頭が砕けて。

江ノ島で目指すは奥津宮。
宗像三姉妹、弁天さまの一番上のお姉さまのタギリヒメ(オクツシマヒメ)をお祀りしています。
私は宗教家ではないので、祭神に関する詳細はここでは説明しませんが、此方の隠れた御神力は
「女が女にねがう縁切り」、
つまり女性が同性の相手との縁を切りたい場合に、裏手から登りお願いし、また裏手からひっそりと帰ります。

男性は願えないのか、と申しますとイケメンならば。
若い人ならば、という事になるかと思います。

それでは、一般的男性および異性との縁を切りたい女性はどうするか、と申しますと
赤坂にある「豊川稲荷東京都別院」が縁切りにあたります。
もともと豊川稲荷さまは千手観音さまを祀っていまして、豊川の土地の守護にダキニテンさまが現れた為に豊川稲荷、と言われるようになったそうです。

縁切りはよくクライアントさんに聞かれる項目ですが、簡単にお願いに行こうとして叶うわけではありません。
本当に悪しき相手に陥れられたり利用されたり、という場合に天祐がある、といえるでしょう。

但し、どんなに悪縁、と思ってもそれがカルマであった場合は、本当になにをしても切れません。
カルマは切れない、ならばどうするか。
答えは明確。ポジティブ、ネガティブという考え方自体を切り、相手は切らずにともに歩んでいく調整をする事です。

縁なのか、カルマなのかを確かめる為に真摯な気持ちで詣でる、という事もまた有り、と私は思います。