シフゾウと聖夜。


こちらは「シフゾウ」ではなく、飼い猫の「あおちゃん」。
ノルウェージャンフォレストキャットの、一歳の女の子。コギャル。
番茶も出花のお年頃。

最近、「シフゾウ」という言葉を知りました。
もともとは、中国で半人半妖を追い払う「神獣」とされた、脚が速い空想上の動物なのですが、
悪夢を食べる神獣「獏」のように、実物も存在するのです。

野生のものはすでに絶滅して、現在はすべて動物園で飼育されています。
体の大きさ
体長約2m、体高約1.2m、体重150〜200kg
えさ
青草(牧乾草)、根菜類
特徴
ひづめはウシに、頭はウマに、角はシカに、体はロバに似ているが、それらのどの動物でもないという説から、四不像(しふぞう)の名がつけられました。昔は中国に多くいたと思われますが、北京の南苑で飼育されていたものが1865年にヨーロッパに紹介されたときには、野生のものは絶滅していたようです。その後イギリスで繁殖させたものが増え、現在では中国の保護区内で野生復帰がすすめられています。

……だそうです。
写真を載せたかったのですが、私の技術ではダウンロード出来ず、
どうぞWikipedia等で画像検索してみてくださいませ。

気付けば、今日はクリスマス・イブ。

年の瀬に吹き出す1年の禍厄からの魑魅魍魎を
「シフゾウ」は駆け回って追い払ってくれるのかしら。
あ、そういえば
サンタの橇を引くトナカイ。
日本にはトナカイが居ないから、実はシフゾウが引いているのかも。

皆さまに素適な聖夜が訪れますように。