「家」の話。

飛騨高山で作られたネズミの布人形を頂きました。
来年の干支なので、オフィス神棚に飾らせて頂きました。
上賀茂神社の八咫烏と、飛騨高山のネズミと、猿田彦神社の熊手と、クライアントさん練香師さんが調製したお香と。
賑やかな神棚です。

今日、みえた長いお付き合いのクライアントさん。
中古の一軒家を購入なさって、ご家族さまたちと平和にお暮らし。
でも、何故か引越て来てから、
家から出掛けたくなくなってしまった。
外出しても、早く家に帰らなくては、と焦って慌ただしく帰る事になる。
とにかく家に居たい。これって何なのかしら?

しかもね、一日に一回くらいなんだけど。
玄関ドアがバーン!と開いて、
家族が順繰りに帰ってくる音と気配がするんだけど。
でも、見ると誰もいない。
階段を上がる音などもしているのよ。
何だろう、怖いものだと困るのだけど。

ああ、そういう事って意外と良くありますよね。
私の父は転勤族の社宅住まいでしたが、
関西に転勤して入った社宅が、同様でしたよ。
激しくドアが開く音がして、階段もきしんで、
でも誰もいない。
私は二階で昼寝していたら、耳元で
「こいつ誰だよ、何だよ、どうして人間がここに入って来られるんだよ。」
という奇妙な声を聞いた事もあるし、
また別の社宅では、真夜中に寝ていたら掛け布団を剥がれて殴られて、アザが出来た事がありました。
私意外は、誰も居なかったのに。
そんな場合もありますから、
とりあえず、そのドアを開けて入ってくる「もの」が
怖いものかどうか、リーディングしてみますね。

あ、これは大丈夫。
座敷わらしみたいな存在ですね。
妖精なのか妖怪なのか神なのか仏なのか。
この家を護る為の何か、存在です。
素晴らしい、良かったですね!

クライアントさんのリーディングを進めてみたら、
成人病予備軍、いや既に発症して治療中。
幼子を抱えながら、それでも理由あり、
パートに出るべきか悩んでいらして。
「それできっと座敷わらしが、体調無茶しちゃいけないんだから仕事はまだするな、と言いに来たんですよ~」

そう、怖がる必要は無くても軽く見てはならない、
「家」には摩訶不思議な事が起きる場合も少なくない、
ケースバイケースで、
だから住まえると言う、当たり前の事を大切にしていけると良いですね。

皆様のご自宅や職場は、いかがでしょうか。