とても不思議な話。


江ノ島、稚児ヶ淵。
両手を上にあげているのは私。
その両脇下あたりに、小さな手。
もちろん、私の前には誰も立ってはいません。

不思議な話がありました。
ブログにあげても構いませんよ、と当事者さまが
仰って下さいましたので、あげてみる事に致しました。

主人公は以前、このブログにもアップしている、
「超稀少例、
生まれ変わりではなく、憑依でもなく、
魂が合体状態になっている」
クライアントさま。
何故か、第二次世界大戦の事が大変気になってしまい、
苦しく切なく、どうにもならないその思いを抱いて、
その解決の為に在住のハワイからわざわざ、お越しくださっておりました。

最初にその件でリーディングしたのが多分、2年ほど前。
そこで
「超稀少例、魂の合体状態タイプ」
であることが判明。
合体している主たる魂は
予科練卒業生で、若くして戦死なさった魂のようでした。日本人の若者。
それから何回かはるばる、お通いくださり、
少しずつ少しずつ、リーディングしながら
その魂がどなたなのか、を探っていきました。

そして、去年、
その魂のご年齢と、御名前の漢字、2文字が
リーディングで判明。
そこから、クライアントさまは努力を重ねました。
今まで以上に資料を集め、とことん調べ、
現地に近い場にも訪れ、少しでも情報を集めよう、と
びっくりするような努力を日々、重ね。

そして、先日、おみえになりましたクライアントさまは、
お二人の御名前を持っていらっしゃいました。
名前、としてリーディングした、
二つの漢字を両方持ち合わせる方がいない。
でも、ひとつの漢字は一人しか、該当者がいなくて
その方のご年齢、経歴からしたらほぼ、
主たる魂はその方に間違いない、と。
でも、もうひとつ、該当しなかった漢字がどうしても、どうしても気になる。
その漢字を調べていたら、
主たる魂の方と方と一緒に、真珠湾攻撃の際に
同じ戦闘機に乗り合わせていらっしゃる。
年齢も近く、出身地も隣県。

多分、仲良しでいらして、
玉砕の際にお互いに、相手を心配していたのでは、
だから、お二方の魂は一緒になっているのでは。

そう、リーディングした途端、
カードが、ありがとう、と。
本当に、そのようにスプレッドされて。
そして、何とも表現が出来ない、哀しい、でも
優しい空気に場が満たされました。

そのクライアントさまは、
私は、この二人を愛しています。
これからも、愛していきます。と。
その無償の言葉を仰ったとき、
クライアントさまは観音様にみえました。
そして、リーディングをした日は偶然にも、
合体していると思われる若い魂が
玉砕なさった大海戦の当日だったのです。

とても不思議な話。
第二次世界大戦で命を落とされた
多くの方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。

合掌。