「辻」の危険。

今日、湘南で見えたちょっと不思議な飛行機雲。
先が、音符♪みたいに、丸くなっていて蛇みたい。

長年お付き合い頂いている、セレブリティな女性クライアントさん。
「今のボルドー色のメルセデスに変えてから、自損事故が多くて。」
それは大変ですね。
うーん、どうもちょっと操作性に慣れないのかしら。
ちょっとした、うっかりミスのご様子です。
「それが、つい昨日、路地裏に入り込んで。
かなり激しく、ブロック塀で横を削ってしまったのよ。」
削ってしまった?ドアを?
それは大変。

リーディングしてみたところ、
今までの自損事故とは少し、状況が違う様子。
狭い路地裏の辻(四つ角の周辺)でその、ドア削り事故は起きていて。
普段は入らないその細い路地裏で、
曲がろうとして曲がれず、ハンドルを
切り返しているうちに気付いたら、ブロック塀にぴったり寄ってしまった上に、身動き取れなくなってしまった、
どうしてあの路地裏に入ったのか、わからないのよ。

それは、逆にドアを剥がさなくて済んだのはラッキーだったと思います。
昔から、辻は異界と現世の境界線と言われていて、
普通にみえる道だけど実は、時空が歪んでいるとか。
そんな事はよくあるようです。
昔話に、辻に関する話は少なくない。
今回は、時間帯の影響(黄昏時)、場としての影響も加わり、
車と一緒に何かに捕まりかけた、という感じ。
抜けられて、本当に良かったです。

ふと、気付いたら、
慣れ親しんだ地域なのに何故か今日は、
いつもと違う景色(光の色)を感じる。

ふと、気付いたら。
自分がパニック状態でしかも、周りに気付かれない状況にある。

ふと気付いたら、
いつの間にか辻に入り込んでいる。

それは何より、
科学的根拠はまだ得られていない、
不思議な時空の旅人状態になっているのかも。

黄昏時には
辻には、どうぞご用心を。