真夜中の「京都伏見稲荷・眼力社」。


日本で一番数が多い神社、稲荷神社。お稲荷さんと呼ばれます。その総本山が、京都伏見稲荷大社。稲荷山そのものが御神体で、山の中には多くの社が祀られています。

その中でも、眼病平癒として有名なのが、こちらの眼力社。
手前にある真鍮で出来た狐さんの手水の、斬新なデザインが名物です。


眼力社は、眺望で有名な四ツ辻の先に位置します。
こちらは、四ツ辻からの京都の街の夜景。

眼力社の前には、眼力亭というお世話庵があります。
先日、庵当主が代わりました。
新しい当主とは、別件にて長く、
懇意にさせて頂いておりまして、
それでこちらの写真を送ってもらえました。


眼力社は、眼病平癒として有名ですが、
私には眼力を養う、勝負の神様のように思えております。


眼力社には、「眼力」さまと、並んで「石宮」さまが祀られています。
この、石宮さまが謎の神様のようです。
何しろ、わかっているのがお名前だけ、なのです。
眼力さまと石宮さま。
永きに渡り、寄り添うように祀られています。

「眼力社」と検索すると、大抵は「金儲けに効く神様」、
「商売繁盛、一攫千金」と書かれているのですが、
単にお金をザクザク降らせるような神様ではなく、
眼力を養い成功に導く、導きの神様と私は考えています。


夜の京都稲荷山、眼力社からの寒中見舞いです。