「見透かし」ません。


ペキニーズの男の子、名前は「との」。
トリミングの後で、はいポーズ。

「鶴見さんと話すのってイヤなんですよね。
ほら、なんだか全て見透かされそうで。」

たまに、クライアントさんに言われる言葉。
そんな事は無いですよ、と言われるたびにかなり真剣に否定します。

見透かす、とはなんだろう?
例えば、横須賀線と京浜急行と東急東横線と、
どれが一番かっ飛び運転するか見透かす事が出来るか、とは普通は言わない。
それは見透かす、ではなくて判断であり感覚であり、
人それぞれ違う「意見」となるでしょう。

それでは、見透かす、とは。
見通すともまた違う感じがしますよね。

結果、
見透かすってマウンティング的な意識から訪れる概念かな、と私は思います。
だから、見透かす、と仰る人は心のどこかに、
「あなたが何をリーディングしても、あなたにマウントなんかされないわ。」
という意識、同時に
「マウントされたら怖いと思うような事実」
を隠しておいでになるのかな、と。

私はマウントしたくてこの仕事をしているわけではなく、
マウンティングされても
だからマウントして返したいと思う事もありません。

だから、「見透かし」ません。
しっかりと、リーディング致します。