「うつ病」について。


雲が秋の雲になりました。
はや、10月もラストスパートに入りました。
朝晩、冷えますね。

15年ぶりにお会いした、年長のクライアントさん。
「最近、不安で不安で仕方なくて、
動悸もするし胸が苦しくなり痛いけれど、
病院で検査しても何も悪くないしく、
それでも何やら不安で…」

そうですね。
あの、嫌な気持ちになってしまうかもしれませんが、
症状的にはどうも、軽い鬱のような…

まあ、それならかかりつけの整体師さんに治してもらいます。
何でも治せるんですよ、その整体師さん。

うーんうーんうーん(+_+)
私な医者ではないので、診断したりは出来ないのですが。
うつ病、は心の病と言われ認知は広がってきましたが、
実は脳の疾患であるとわかってきました。
↓ 
『うつ病』は「脳の病」です。
「気持ち」の問題ではなく、(ストレスなどによって)「体(脳)」が変化しているために起こる病気です。

まず、脳のシステムについて説明します。人間の脳は非常に多くの脳細胞からできてます。そして、脳内での脳細胞から脳細胞への情報(命令や指令)は『神経伝達物質』という「脳細胞の『指令書』」によって、細胞から細胞に情報を伝えるシステムになっています。
うつ病は、脳内の神経伝達物質の減少によって、引き起こされると考えられています。この減少によって、『情報量』が減り、「感情(こころ)」「行動(からだ)」といった活動がスムーズに行えなくなることでさまざまな症状が表れると考えられます。
うつ病は、脳内の『脳由来神経栄養因子(BDNF)(脳細胞の栄養)』の減少によって、引き起こされるとも考えられています。この栄養の減少によって、脳細胞が小さくなり(萎縮し)、伝えるべき『情報量』が減り、情報をスムーズに伝えることができなくなると考えられます。

整体師さんには、微妙な身体の歪みを治していただきながら
心療内科を受診して行かれてみてくださいませ。