浄化の手段。


長野、善光寺で今日、開催された「びんずる祭」。
善光寺に安置されている、びんずる尊者のためのお祭りで、阿波おどりのように地区ごとに踊り手さんが出て、市中を練り歩きます。

善光寺からは、聖なる火が用意され、
大切に神輿に掲げられて、町中まで練り歩きをします。
これを先導するのは、女衆なんですね!
この火を移動させる時には、決して、笑ってはいけないそうです。
それで、皆さんきりり!と張り詰めているのですね。

オリンピックでも、聖火が神格として扱われて
祭典の間、聖火台に灯されます。
今は、エンターテイメント、パフォーマンス的な意味合いが強くなってしまったように思いますが、
火、という聖で、周囲を強力に浄化していくことにより
神聖な空間を作り出していく目的があるのです。


櫓に灯された聖なる火。
そして、浄化された空間で、
人々は踊りながら、浄化空間を拡げていく作業をしていきます。

火は、空間の浄化に強い効果をもたらします。
それでは、身体に蓄積された邪を祓うには、どうしたら?
身体の中から邪気を抜くのに非常に効果な方法は、
「ぬか漬けのミョウガを食べる」。
「ぬか漬けの根生姜を食べる」。

その理由は、詳しくはわかりませんが、
独特の香味が影響をもたらすのかもしれません。

因みに私は基本的に粗食で、
ご飯と香の物、もしくはふりかけがあれば充分なタイプ。
ご飯党ではありますが、ご飯が無い場合は
パンとバター、濃いコーヒーがあれば充分。
しかも、三食ともその内容で、何日か続いても飽きないのです。
糖質カット出来ないタイプなんですね…

神前、仏前に捧げられるものは、糖質を多く含むものが多いです。
それだけ、糖質はエネルギーが高く、浄化の元になっているように思います。

夏祭りの時期、酒や団子などで糖質を摂りながら、
浄化されつつ神事に関われれば素敵ですね。