すってんころりん。


所要にて、栃木県益子へ。
乗ってきました、真岡鐵道。
鬼滅の刃みたいな模様は、アニメが流行る前からだそうです。
土日はSLが走るそうですが、予約制だそうです。


車窓は、夏草が続いていました。

毎日、通勤に使っているのは東海道線。
いろいろと乗り入れしているので、遅延はしょっちゅう。
そして、かなりのスピードでかっ飛ばすからか、
「線路内人たち入り」が多いみたい。
緊急停車は日常茶飯事。

昨日も、東戸塚駅付近で
緊急信号をキャッチした為に緊急停車。
これが、久しぶりになかなかキレがある緊急停車で、
急減速してがっくん、と止まった途端に、
うっかりバランスを崩して、車内をくるりとまわるようによろめいて後ろ向きに、すってんころりん。

…まずい、派手にやっちゃった…

次の瞬間に、差し出されるたくさんの手。
どうぞ、肩につかまってください、と言ってくれる
青白い顔をした、痩せた若いイケメンくん。
みんな、見ているスマホをしまって、手を差し伸べて
声をかけてくれました。
私が、頚椎コルセットを着けているからだとも思いましす。

ありがとうございます、ありがとうございます、と
ペコペコしてやっと立ち上がり、
周りの方々に御礼を伝え、
幸い東戸塚駅では人身などの事故はなく、
10分ほど後には、運転再開をしたのでした。

すってんころりんしながら、
走馬灯のように頭をよぎったのは、
「Zoom懇話会のお題決めていない、招待状だしていない…」

近々に、致します。

次回、Zoom懇話会は9月16日(土)に実施致します。

右側が文殊菩薩、左側が普賢菩薩。
左側、普賢菩薩が乗られらる黒檀のゾウのおなかに、
金色に光る菊の御紋が。

こちらの二体は、
大本山善光寺大本願に鎮座しています。
善光寺は無宗派の寺として有名ですが、
浄土宗と天台宗寺院、宿坊から成り、
尼僧寺が浄土宗の大本願。
天台宗は大勧進となります。

今の善光寺上人は第121世、鷹司誓玉大僧正。
代々、皇族からのご出家となられます。

尊光上人(聖徳太子妃。皇極天皇の命により蘇我馬子の娘が出家され尊光上人と称す)を開山上人とし、代々の尼公上人より継承され、1400年にわたり善光寺如来にご奉仕されてこられました。
…という歴史がありますが、尊光上人とは、蘇我蝦夷を兄弟とする、美人として知られる姫君である刀自古郎女です。(とじこのいらつめ)

聖徳太子一族は後に、斑鳩寺(後の法隆寺)で滅亡してしまいますが、遥か奈良から離れた信濃の土地に、尊光上人は、どのような想いでくだられたのか、金色に輝く菊の御紋を見ると、遠い過去でも変わることはない、ヒトとして生きる哀しみが響いてきます。

毎月恒例のZoom懇話会ですが、
8月はあまりの暑さに、お休みとさせて頂きます。
何卒、ご了承くださいませ。

次回、Zoom懇話会は、
9月16日(土)、17時半から小一時間の予定にて、開催致します。
テーマは、まだ未定ですが決まり次第、改めまして、お知らせ申し上げます。

わからない、わからない…


昨日は立秋。
空は秋めいてきています、猛暑ですが。
鳳凰みたいな雲。

半年ぶりくらいにみえた、男性クライアントさん。
ご自身で起業し、通信系の技術で、世界中を飛び回っていらっしゃる。
今回は、久々の帰国だとか。

「鶴見さん、お元気そうで何よりです。」
「ありがとうございます、お陰様で。」
「鶴見さん、僕ねえ、神様を味方に付けたんです。」

え!それはそれは、素晴らしいことですね。

「はい、人に言われまして。あなたは神様を味方につけたから心配ないと。」
「心配はないけど、ご挨拶でしょうか。」
「いえいえ、神様は相談相手じゃあないですから…」

と、会話は始まる。

話も一段落し、ふと、彼に聞いてみる。
「神様のお話は、日本の中華街で聞かれたのかしら?」
「え?すごいじゃないですが、図星ですよ!」
「その方は、どんな神様が、と?」
「いえ、その人だけじゃなくて、僕は今は、自分でもわかるんですが。
実はですね、スサノオノミコトなんです!」

しばし、沈黙。

「スサノオノミコト?」
「はい、スサノオノミコト。」
「うーん。不思議ですね。
あなたは、日本の土木や都市開発系の仕事ではないのに、スサノオノミコト…」
「え?はい、スサノオノミコト…」
「そうなんですね。勉強になりました。」
「はあ…そうでしたか、何よりです…」

彼はちょっと首をかしげながら帰っていきました。
大丈夫、仕事はうまくはいきますから。

しかし、あなたにスサノオノミコトですか…

私には、わからない、わからない。

浄化の手段。


長野、善光寺で今日、開催された「びんずる祭」。
善光寺に安置されている、びんずる尊者のためのお祭りで、阿波おどりのように地区ごとに踊り手さんが出て、市中を練り歩きます。

善光寺からは、聖なる火が用意され、
大切に神輿に掲げられて、町中まで練り歩きをします。
これを先導するのは、女衆なんですね!
この火を移動させる時には、決して、笑ってはいけないそうです。
それで、皆さんきりり!と張り詰めているのですね。

オリンピックでも、聖火が神格として扱われて
祭典の間、聖火台に灯されます。
今は、エンターテイメント、パフォーマンス的な意味合いが強くなってしまったように思いますが、
火、という聖で、周囲を強力に浄化していくことにより
神聖な空間を作り出していく目的があるのです。


櫓に灯された聖なる火。
そして、浄化された空間で、
人々は踊りながら、浄化空間を拡げていく作業をしていきます。

火は、空間の浄化に強い効果をもたらします。
それでは、身体に蓄積された邪を祓うには、どうしたら?
身体の中から邪気を抜くのに非常に効果な方法は、
「ぬか漬けのミョウガを食べる」。
「ぬか漬けの根生姜を食べる」。

その理由は、詳しくはわかりませんが、
独特の香味が影響をもたらすのかもしれません。

因みに私は基本的に粗食で、
ご飯と香の物、もしくはふりかけがあれば充分なタイプ。
ご飯党ではありますが、ご飯が無い場合は
パンとバター、濃いコーヒーがあれば充分。
しかも、三食ともその内容で、何日か続いても飽きないのです。
糖質カット出来ないタイプなんですね…

神前、仏前に捧げられるものは、糖質を多く含むものが多いです。
それだけ、糖質はエネルギーが高く、浄化の元になっているように思います。

夏祭りの時期、酒や団子などで糖質を摂りながら、
浄化されつつ神事に関われれば素敵ですね。