私が怖いものⅡ。

クライアントさんに頂きました「和マシュマロ」。
最近のマシュマロは、本当に可愛いです。

私は、実は大変怖がりです。
なにも怖いものなんか無いでしょう、と
良く言われますがそんな事はありません。
例えば、ARTとして高い評価を受けているものでも、非常に怖いものがあったりします。
感性が、シャーマニズム寄りだからかもしれません。
確か、以前もブログに、
ミッキーマウスが物凄く怖い、とか何やら、書いたように思いますが、その第二段。

歯医者さんが怖い。
口腔外科の先生曰く、私は噛み締める力が強いそうで、
それで歯も歯茎も、傷んでしまうらしいのですが、
古今東西、シャーマニズムに関与するとカルシウムが奪われる、と言われています。
以前、ドイツでワークショップ中、想定外のシャーマニズムをする状況になり、
その時は奥歯が四本、ぐるぐる回って痛いの痛くないの。
参加者さん、スタッフさん、運営側もびっくりでしたが、私が一番びっくりしたかも。
結局、その四本の奥歯は失ってしまいましたが。
それからも、疲れたり何かあると、歯や口腔の状態が悪くなるので、歯医者さんとは懇意にしなくてはならないのですが、怖いのです。

もう1つ、とても怖い「予感」。
それはある場所で感じるもので、それは
オフィスではなく、自宅でもなく、それなりに行く事があり多分、本当に捻れた空間が存在しているところ。

その場所で、洗濯物を干して振り替えると、一斉にばさり、と洗濯物が落ちる。
洗濯バサミでとめれば、落ちないけれど
振り替えると洗濯物が曲がっている。
とめなければ、何度でも洗濯物は落ちる。
まるで、嘲笑うかのように。

あるとき、流石にイヤになり、
振り向き様に、ふざけるな、いい加減にしろ!と叫んでみたら。
その時に、目の前に現れた何か、は
存在的に輪郭がはっきりしてはいなくて、
何か良くないわからないものではあるけれど、
小さな蠢く、虫のようなものが集まり、形作って出来ているようで、
2メートルを超える大きさで人の形に似ていて、
そして激しい臭気が漂って。

途端に私の足下からあたまのてっぺんまで
鳥肌がざあっと立ち上がり、あたまのてっぺんからその鳥肌がぞわっと引いていき、
また足下からあたまのてっぺんまで、鳥肌がざあっと立ち上がり、と2回、繰り返された。
まずい。これはかなり、まずい。
本能的な強い恐怖で、体の細胞が萎縮している感じ。
どうしよう。

私は思わず、ここから立ち去れと叫び、
するとそれは蠢きながら空中に拡散するように、消えていきました。
あとにはただ、とてつもない臭気が残り。
後日、同じように場所で同じように洗濯物を干しても、
振り替えるとばさり、と洗濯物が落ちる事はなくなりました。
しかし、何かの気配が遠くにある。
確かに遠くにある、けれど今は近付いてこない。
でもきっと、またいつか近付いて目の前に蠢きながら、前よりも巨大化して現れる、そんな予感が何処かにあって。
そんな予感は、怖い。

そうなんです、私は皆さんが思っているよりずっと
怖がりなんですよ。