20年8ヵ月。


右がおちびちゃん、女の子。
左がちゅーちゃん、男の子。

おちびちゃんは、両目と鼻を接着剤で塞がれた状態で保護された猫。
獣医さんの懸命な治療の末に、角膜の濁りは残ったものの、生き延びること20年8ヵ月。

暫くは孤高の気難しい猫でしたが、
8歳年下、人間に換算すると48歳年下の若い恋人、
ちゅーちゃんに恵まれて。
ここ2年程は少し認知が入り、夜中の徘徊と咆哮はありましたが、安泰に暮らしていました。

そして花祭りの夜に
大好きな人間のお兄ちゃんが仕事から帰るのを待ち、
くるくる、と可愛い声でご挨拶して旅立っていきました。

別嬪さんだったおちびちゃん。
今までありがとう。
合掌。