馬頭観音詣。


此方は、鎌倉でタクシードライバーをしているクライアント様が送って下さった「初日の出」。
清々しい初日です。

元旦は氏神さまに初詣のご挨拶に行きました。
初詣で気になるのは「厄年」、
でも本来は厄年とは、
「鎮守の神様の祭祀のお手伝いをする為に、身体を清め、私事の諸用を入れないようにする年廻り」
だったそうです。
それが、江戸時代に入る頃から、禍が起きやすい年廻りなので神社仏閣で祓いを受ける年、というように変遷し、概念が固定してしまいました。

厄年だから、と恐れ萎縮する必要は無いわけです。
但し、年齢的に身体の変化が生じやすい時期ではあるのは確かでしょう。
また、何か上手く運ばなかった時の言い訳として、「厄年」を使うのはひとつの有効な手段でしょう。
個人的には、チャンスがあるのに厄年と見送る必要は皆無かな、と思っています。

今年は、氏神さま、江ノ島弁財天以外には思うところあり、「馬頭観音」を詣でてきました。
馬頭観音は観音さまとしては非常に珍しい憤怒相、三面六臂で密教では明王とされるそうです。

神奈川県厚木市の七沢馬頭観音さま。

此方は境内に

ヤギがいたり、チャボがいたり、

キバタンの小型種、「コバタンのひなちゃん」が居てとても賑やか。
(みんな、捨てられた仔たちだそうです)

境内に安置された石仏の数々、それが成せる意味合いもまた感慨深く、
必要とは、必然として意識下でキャッチ出来る。
その感受性は時として、祈りによりもたらされる。
そのような事をふと、思いました。

明日から今年の仕事が始まります。
今年も真摯に努力して参りたいと存じます。
よろしくお願い申し上げます。