即身成仏。(虫が大嫌いなヒトにはごめんなさい)

先日、お伝えしていましたおカイコさま。
なんと、女のコは産まれた次の日に産卵。
そして、三匹で卵を守っていましたが、
一昨日に二匹は力尽きました。
残ったのは、翅が伸びない大きめの男のコ。
見守るようにじっと、卵を見つめて見つめて…
昨日から動かなくなりました。

その姿、まるで即身成仏。
2センチにも満たない、
ちいさなちいさなカイコ蛾ですが
何か荘厳なものを感じます。

先に力尽きた女のコ、男のコも、
あなたも、本当に本当に良く頑張ったね。
たった四日間、しかし悠久なる四日間。
私は、頭が下がる思いでいます。

世間ではオリンピックが開催され、
新型コロナウイルスの感染者数が増大し、
今、このブログを書きながら轟く雷鳴に怯えながら、
私も一瞬さえ大切に生きていきたいと、
思います。

皆様、暑いのでご自愛くださいませ。

「おカイコ様」続編。


前回の「おカイコ様のお話」続編です。

繭は実は3個、あって
一番大きな繭は孵らず、
産まれてきた2匹(一匹は体が小さく、もう一匹は体は大きめだけれど翅が伸びない)
は瀕死状態になってきたその時。

最後の繭から、キレイなカイコが羽化しました。
どうもそれは、玉のような女のコだったらしく、
瀕死の二匹は急に元気になり、産まれたばかりの
女のコに駆け寄って、必死の求愛ダンス。
そして玉のような女のコは、体が小さな男のコと、
まだ翅が伸びない状態でありながら結婚しました。
うまくペアになれなかった、翅が伸びない男のコは、
それでも(気付かなかったのか?)
求愛ダンスを女のコの周りで踊っていました。

切なく儚げないのちは、
本能の役目に従い、がんばりました。
求愛ダンスは、まさに祝福でした。

おめでとう。良かったね。
切ないけれど、嬉しいな。

「カイコ」の話。

知人宅で、カイコが羽化しました。
なんて可憐な姿。白無垢の花嫁さんみたい。
絹は本当に素晴らしい素材で、
昔からカイコは「おカイコ様」と呼ばれ、神様として扱われていますが、
悲しい生態である事を始めて知りました。

ウィキペディアでは、
カイコは家蚕(かさん)とも呼ばれる家畜化された昆虫で、野生動物としては生息しない。また野生回帰能力を完全に失った唯一の家畜化動物として知られ、餌がなくなっても自ら探したり逃げ出したりすることがなく、人間による管理なしでは生きることができない。
カイコを野外のクワにとまらせても、餌のクワの葉を探さずに餓死したり、体色が目立つ白であるためにすぐに捕食されたり、腹脚の把握力が弱いため自力で付着し続けることができず、風で容易に落下したりして死んでしまう。成虫も翅はあるが、体が大きいことや飛翔に必要な筋肉が退化していることなどにより、羽ばたくことはできるが飛ぶことはほぼできない。
成虫は全身白い毛に覆われており、翅を有するが、体が大きいことや飛翔筋が退化していることなどにより飛翔能力を全く持たない上、口吻はあるが餌を食べることは無い。交尾の後、やや扁平な丸い卵を約300粒産み、約10日で斃死する。

…とあります。
成虫は口があるけど、食事が出来ないなんて。
しかも、一代雑種までしか繁殖能力が無いそうです。

野生回帰が出来ずに、ヒトの為に働く短い一生。
これからは、絹製品をもっと大切に使っていこうと思います。
儚げな姿に、せめて幸あれと祈ります。

生け花。

香川県の茶道の先生が活けた蓮のツボミ。
素敵な茶花になりました。

連日、暑さが続いていますし
コロナウィルスも感染拡大しています。
学芸大学オフィスでは夜の拝見は中止、
ウィルス対策もしておりますが、Zoomもどうぞ、
ご活用くださいませ。

熱海在住、coceヒーラー無事です。


藤沢市のキャラクター、ふじきゅん。

大雨による熱海の土石流の被害に合われた方々に、
心からのお見舞いを申し上げます。

鶴見が以前、ジョイント・ワークショップを開催しておりましたヒーラーのcoceさん。
超カリスマ・スタイリストでありながら、
ヒーラーに転身なさり、
ハートフルなヒーリングをご提供しておりましたが、
コロナウイルスの感染拡大を避けて熱海のご自宅に戻り、静かに日々を過ごしておいでになります。

今回の熱海の土石流は、近隣での災害ではありましたが、
幸い被災なさいませんでした。
心配下さった皆様方、温かいメールをたくさん、
ありがとうございました。
coceさんから、
皆様のお幸せをいつもお祈りしております、
とメッセージを頂いております。

coceさん、またいつかジョイント・ワークショップが
出来ますように。

オリンピック時、再考。


2021年7月3日、大雨。
土砂崩れを起こした横浜横須賀道路。
チーム・コバルトの蓬田からの写真です。
被害に合われた方々に、心からお見舞い申し上げます。

オリンピックの際の観客状況がまだ、わからないので
オリンピック期間中も対面リーディングを実施する事に致しましたので、お知らせ申し上げます。
Zoom対応も致しますので、ご希望の方はお知らせくださいまさせ。
(既に予約枠を確保なさっている方のみ)

よろしくお願い申し上げます。

オリンピック開催時のリーディング


上野、不忍池の蓮が咲き始めています。
この写真は、名古屋在住のコバルトチーム・メンバー、
内海が出向き、撮影してくれたものです。
かわいいピンクの蕾。
ピンクの蓮の蕾の中には、愛がたくさん詰まっていて、
ぽんっと咲きこぼれると愛が溢れて恩恵を受けられる、
という言い伝えがあります。
このピンクの蓮の蕾が
皆様に愛を届けますように…

オリンピックの開会式とその前日は、
リーディングはおやすみに致します、
何卒ご了承くださいませ。
また、オリンピック開催期間はZoomの活用をご検討頂きたく、お願い申し上げます。

開催時期が近付いて参りましたら、またお知らせ申し上げます。

2021年7月10日、定例Zoomウェビナー開催致します。


上野公園に佇むトーテムポール。
かなり昔からあります。
上野動物園の動物たちの鎮魂になっているように思います。

2021年7月10日、土曜日16時30分〜、
定例Zoomウェビナーを開催致します。
今回のテーマは、
「何の為に生きるか」
です。

鶴見タロット虹オフィス会員様はご招待、
会員さま以外は参加費が千円になります。
tsurumi.niji2@gmail.com
までお申し込みくださいませ。

暑くなりました、皆様方ご自愛くださいませ。

ケルト13樹占い


うちの庭でとれたナス。

ケルトには西洋占星術や四柱推命とは異なる、
生まれた日による占いがあります。
今回は簡略して載せてみます。
余りにも違うからびっくりするかも…

12/23〜1/20 カバの木生まれ
自分に正直であろうと思う為に逆に不安や動揺を感じやすい。目標を見つけるのがうまい。生きる力が強い。

1/21〜2/17 ナナカマドの木生まれ
自信家、人に対する影響力が強い。大胆で衝動的、自己主張が強いが冷静さを持つと最高にバランスが良くなる。

2/18〜3/17 トネリコの木生まれ
揺るぎない独立した精神と気性の激しさを持つ。
感情を抑圧しやすいので注意。稲妻と海により落ち着き、向上する。

3/18〜4/14 ハンノキの木生まれ
好奇心が強くいろいろなものと関わろうとする。
楽天的で人気者。一番元気だが慎重さに欠けるので怪我に注意。

4/15〜5/12 ヤナギの木生まれ
非常に多感で恋をしやすい。他人の感情に敏感で、優しいが気まぐれ。飲みすぎ食べすぎなど、過度になりやすいので注意。

5/13〜6/9 サンザシの木生まれ
純粋で幼く頭の回転と身のこなしが早い。一貫したポリシーを持つのは苦手。過去を悔やまないことで道が開ける。

6/10〜7/7 オークの木生まれ
あらゆる能力が強力で理想が高く現実と理想のギャップな悩む。安定した生活と急激な変化を求める。焦らない事が必要。

7/8〜8/4 ヒイラギの木生まれ
いつも周囲に生きるエネルギーを与えられる。活動力と温かい包容力を持つ。周囲から頼りにされる。普段はルーズだがやる気になると集中力を、出す。

8/5〜9/1 ハシバミの木生まれ
知性と美的センスが発達している。周囲の事はわかるが自分自身のことはわからない。鋭い直感力わ美や愛に向けると人生の浮き沈みが少なくなる。

9/2〜9/29 ブドウの木生まれ
他人の役に立ちたい意識が強い。反面、気持ちが上手く伝わらないといらだつ。繊細な神経のため自分だけ楽しめない。主体性が必要。

9/30〜10/27 キヅタの木生まれ
友情に厚い人。気さくな人柄で好かれるが、人の考えを聞いていると自分が混乱しやすい。しかし、それでも別け隔てなく人と付き合う事で運が開ける。

10/28〜11/24 アシの木(草)生まれ
観察力と洞察力に優れる。自分の考えに固執しやすく他人の情報を集めるのが好き。探究心を満足させる仕事が天職。敏感な人が多い。

11/25〜12/22 ギンバイカの木生まれ
マイペースでどんな困難にもくじけない。自分をしっかり持っているので誰にでも公平。自分の良心と本能に素直で新しい環境を好む、それにより新たな幸運を得る。

あなたは何の木生まれ?

ふしぎなお話。


ノルウェージャンフォレストキャットの女のコ、あおちゃん。
ノルウェーの森の妖精、というより
パンダとのハイブリッド種なのか?と頭を悩ませます。

立て続けに、
少し不思議な話を聞きました。

長いお付き合いのクライアントさん。
先日、100歳近いご高齢のお父様をお見送りになりました。
認知にもならずに、穏やかに旅立たれたそうですが、
ご葬儀の晩、真夜中にお父様のお部屋から
何人か、まるで相談しているような話し声。
外を見ても勿論、立ち話をしている人もいない。
はっきりと話の内容までは聞こえないけれど、
「……なんですか。」「……だったんです。」
「それはそれは……」「いやいや、……ですかな。」
複数の声がぼそぼそ、ぼそぼそと聞こえてくる。
「お父さん?」
と声をかけたら話し声はやむ。でも、しばらくすると
「……ですねえ。」と始まる。
鶴見さん、これは何かしら?

いや、こういうお話は実は良く聞くんです。
それが、古今東西、似たお話はあるんです。
ちょっとリーディングしてみますね…
え?ご先祖様がお迎えに見えたのか、ですか?
そうですね、話し声はお父様のお知り合いのようですね、
様子を見にいらした、という感じでしょうか。
あ、でも実際にお迎えにきたのは二匹のワンちゃんです。
一匹は真っ白、一匹は柴の雑種ちゃんみたいな。

「そうでしたか!父は犬が大好きで、ずっと何匹もかってきました。柴の雑種も、真っ白のコもいました。
それででしょうか、父の顔はにっこり笑っていたのです。」

それは良かった、きっとかわいいワンちゃんたちがそばに来て、破顔一笑で虹の橋を渡っていかれたのですね。
素晴らしい人生、お疲れ様でした。

「…鶴見さん、あのね、息子、亡くなっていたんです。」
話を切り出したのは70歳を超えた御婦人。
何年か前に、息子さんが自分の家庭を捨て、
親兄弟ともほぼ連絡を断ち、
いつの間にか再婚。再婚相手の養子になっていらして。
「再婚相手は何も知らせてくれず、息子の会社の人から
実はお母さん、と連絡を頂きまして。
しかも、もう一年も経っているそうなんです。」
それはそれは…本当にご愁傷様です…
そんな事があるなんて。

「鶴見さん、埋葬されているか、わかりますか?
それだけ知りたいのです、放置されていないかと。」
お母様、流石に放置は法的な問題になりますから…
ああ、それは大丈夫です。ご安心ください。
それはきちんとされているようです。
場所ですか?お探しになりたい?
多分、このあたりかと。
あ、息子さんの会社の人が教えてくれそうですよ。
でもお母様、無理はなさらずに。
きっと、そっと息子さん、ご実家に立ち寄ったりなさいますよ。

その後、お母様から
「息子のお墓が見付かりました。ありがとうございました。
どうしても通いたくなっちゃって、通っていましたらね。
毎月、同じ日に、かたん、と玄関で音がして
飼い犬が猛烈に吠えて、すると2階への階段がぎし、ぎしと
きしむんです。
息子が、かあさん、立ち寄るから無理して墓参りするなよ、と言ってる気がして。
毎月、その日は息子が好きだったコーヒー淹れて待っているんです。
鶴見さん、待ってて良いですよね?」

はい、良いと思います。
コーヒー、一緒に召し上がってくださいね。

ふしぎな話。
今日もまた、いろいろ伺います。