“ララバイ”

拝啓 深秋の候

秋も深まり、すっかり日足が短くなりましたが、皆様には変わらずご活躍のことと存じます。

澄み切った夜空に、静かに輝く月が、私を優しく眠りへと誘ってくれる“ララバイ”(子守唄)です。

日本語の“ララバイ”は、英語の“lullaby”からきたとされています。英語のlullabyは“lull”と“bye”という2つの言葉が組み合わさってできたと言われており、「あやし、なだめ」「神が貴方と共にいますように」という思いが込められているようです。

16世紀中頃にできた言葉で、その語源は諸説あるそうですが、今回は最も古そうなヘブライ語に遡るものについてお話しいたします。

お話は、旧約聖書のアダムとイブまで遡ります。

旧約聖書の創世記によると、神は6日で世界を創り、7日目を安息日としました。

この時、神は土から、アダムを創りました。アダムだけでは寂しいのではと思い、アダムの肋骨からイブを創ったというお話しは有名ですが、実は、アダムにはイブの前に前妻がいたことをご存知でしょうか?この時点で既にアダムはバツイチだったのです。

実は、神は最初に、同じ土から平等に男女一対を創りました。それが、“アダム”と“リリス”です。

しかし、アダムの最初の妻リリスは、妖艶で奔放な女性でした。

好奇心豊かで積極的なリリスにとって、何事にも保守的だったアダムは物足りなかったようです。妊娠していたにも関わらず、今で言えば性格の不一致ということでアダムとはすぐに離婚して楽園を去り、刺激的なサタンの元へ行ってしまいます。

この時、リリスのお腹に宿っていたアダムとの子供は、のちに修道士達を惑わすリリムとなります。夜な夜な男性の夢に現れて悪戯をする最強の誘惑者“サキュパス”と同一視される淫魔です。

世の男性たちは思春期にリリムに悩まされた方も多いはずです。

リリスがアダムの元を去ったのち、神は、アダムとリリスを同じ土から創り対等な関係にしたことを反省して、「今度は従順な女性を」と考え、アダムの肋骨から“イブ”を創ったというのです。・・・。

リリスの知名度が無いのは、キリスト教にとってはあまり好ましく無いキャラクターだからかもしれません。旧約聖書のイザヤ書の中にちょっと出てくるくらいです。

しばらくの間、アダムとイブはエデンの園で幸せに暮らしていましたが、イブが蛇に唆されて、神から食べることを禁じられていた「禁断の果実」を食べてしまいます。そしてアダムにもその実を食べさせます。

押し寄せてきた“羞恥心”から局部を隠すようになり、神は禁断の果実を食べてことに気づきます。

神を裏切ったアダムとイブは何不自由なく暮らしていた楽園を追放されてしまいます。

しかし、本当に神を怒らせてしまったのは、禁断の果実を食べたことだけではありませんでした。神が本当に怒ったのは2人の態度でした。

「なぜ、禁断の果実を食べたのか?」という神の質問に対し、アダムは「イブに唆されたから」と言い、イブは「蛇に唆されたから」と言い訳をいました。人類最初の責任転嫁の連鎖でした。

反省するでもなく責任を他人に転嫁することしか考えていない2人に神の怒りは頂点に達し、楽園からの追放だけでなく、永遠の命を取り上げ、アダムには辛い肉体労働を、イブには出産という産みの苦しみを課しました。

そして、天使によってアダムとイブは楽園を追われます。

因みに、楽園追放という題の絵画は、だいたいイブが前を歩いているような気がします。女性の方が現実を受け入れるのが早いのかも知れませんね。

さあ、ここからが疑問です。何故、蛇はイブに神を裏切らせたのでしょうか?

先程の禁断の果実に手をかけているアダムとイブの絵ですが、蛇の姿が何だか変です。下半身が蛇、上半身が女性のような異形な姿で描かれています。

実はこの蛇、アダムの前妻リリスなのです。自分からアダムの元を去ったのに、何故、アダムのことを陥れなければならなかったのか?

実はリリスが復讐したかったのはアダムとイブではなく、神だったのです。

アダムの元を去ったリリスは、サタンと関係を結び多くの子供を産みますが、リリスの裏切りに激怒した神が」、リリスの下半身を蛇に変え、リリスの子供たちには呪いをかけて殺してしまったのです。

変わり果てた自分の子供たちの姿を見て悲しんだリリスは命を絶ってしまいましたが、そのことを憐れんだ天使が、こっそりリリスを蘇らせていたのです。

蘇ったリリスは、同時にある力を身につけていました。

アダムとイブの子供である人間の子供の運命を左右することが出来るというものです。

そんなリリスを恐れて、ユダヤ人たちは子供を守るために唱えたヘブライ語の呪文“Lilith Abi”「リリスよ去れ」を語源とする“ララバイ”が子守唄の原点と言われています。

最も罪深いのは、いったい誰なのでしょうか?・・・。

秋の夜長に“ララバイ”に関するお話でした。

落ち葉舞い散る深秋の候、体調を崩されませぬようご自愛ください。

敬具

11月前半のタロットリーディング(11/1~15)

拝啓 錦秋の候

木々の彩りも日ごと変化を見せて、目を楽しませてくる今日このごろ、ご機嫌うるわしくお過ごしのことと存じます。

11月前半(11/1〜15)のタロットリーディングを行ってみましたので参考にしていただきましたら幸いです。

今回、貴方様に選んでいただくタロットカードは、こちらの3種類でございます。

1 レトロなイメージのゴールデン・タロットカード

2 神秘的な世界観のザ・ムーンチャイルドタロットカード

3 珍しい“猫”のマルセイユ版、マルセイユ・キャットタロットカード

サポートカードとして、

「アート・オブ・ライフタロット」

続いて、

和風で、ありがたいお言葉

「龍神カード」

最後に、神聖な神託

「セイクレット・ディスティニーカード」

さあ、準備はよろしいでしょうか?

・・・・・・。

それではスタート!

ゴールデン・タロットカードを選んでくださった貴方様

貴方様は今、自分の描く理想に対して、納得のいかない現実に少しコンプレックスを感じていませんか?

貴方様は自分が思っている以上に、周囲から期待され必要とされている存在なのです。

コンプレックスは成長の材料です。見えない未来に不安を抱いて行動できずにいることは勿体ないことです。

「こうあるべきこと」よりも「こうありたいこと」を重視して行動してみては如何でしょう。

新しいことや変化は、苦痛や摩擦も伴いますが、成長を促し、世界を広げて出会いや感動も与えてくれます。

サポートカード

「アート・オブ・ライフカード」

Seven of  Cups

カップの7は、「本当の幸せとは何か?心の拠り所となる“愛”を思い浮かべるが、答えが出ずに考え続ける」ことを表します。

絵画〜『ワイト島のウジェーヌ・マネ』🇫🇷フランス人 ベルト・モリゾ(1841〜1895 印象派 女性画家)の作品

モリゾはマネに師事した人気の高い印象派女性画家であり、モデルも務めるような女性で、マネの弟ウジェーヌ・マネと幸せな結婚をしています。

新婚旅行で訪れたイングランドのワイト島、ホテルの窓辺から“夫”ウジェーヌ・マネが港を眺める情景を描いたものです。

当時、彼女が姉に送った手紙に、「私を最も信頼し、心から愛してくれる誠実で素晴らしい男性に出会いました。これからようやく私は積極的に生きてゆけます」と記しています。

メッセージ〜「愛する人は、不可能を信じています」 by  エリザベス・バレット・ブラウニング(1806〜1861 🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿イングランドの詩人)

エリザベスは、同じく🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿イングランドの詩人ロバート・ブラウニングと2年間に574通のラブレターを交わし合いイタリアへ駆け落ちをしています。夫との恋愛をベースに詩集を残して、最後は夫の腕の中で55歳の生涯を終えました。

秋の夜長に、彼女の詩集を読むのも良いかも・・・。

「龍神カード」 

5番 “地龍 ”  お言葉〜コンプレックスの変換

「本当に大切なこと」に気づかせてくれるカードです。

コンプレックスに囚われてはいませんか?コンプレックスは実は強みです。

おとなしすぎるのは、周りを観察する能力があると言えませんか?

真逆の発想でコンプレックスを変換すれば、ピンチはチャンスに変えることができます。

神聖な神託

「セイクレット・デスティニーカード」

“CHANGE”

雲が変化する様子を見ていると、私達の人生も流れるように変化し続けていることが理解できます。

貴方様は変化してもいいのです。今は、他人の要求や期待に応えることよりも、自分のリズムを尊重してみましょう。

貴方様は、状況を支配することは出来なくても、その状況に自由に意味づけをすることができます。

貴方様を力づける意味づけをしてみましょう。

今は、気楽に、予想できないことをしてみるのも良いでしょう。

2「ザ・ムーン・チャイルドタロットを選んでくださった貴方様

貴方様の前に、チャンスの波が到来しています。

現実には、成果というものは、結果や目先の対価など目に見える形でしかなかなか実感できませんが、本当に大切なものは、目に見えるものだけではありません。

貴方様が日々、地道に積み重ねてきたものは、経験値として確実に貴方の成長を促してきました。

貴方様の誠実さが、信頼として築き上げられたことに誇りを持ちましょう。

今、貴方様は、その信頼の土台の上に立ち世界を見ることができます。

そして、本当に大切なことに気付こうとしています。

貴方様にとって、大事なことは? 得意なことは? 好きなことは?

不要な思い込みなどは排除して、新たなことをスタートしてみるのも良いでしょう。

サポートカード

「アート・オブ・ライフカード」

Three of Pentacles

ペンタクルスの3は、「才能を見出され、チャンスが巡ってくる」ことを表します。

絵画〜『綱渡りウォーカー』🇩🇪ドイツ人 アウグスト・マッケ(1887〜1914 表現主義)の作品

第一次世界大戦に従軍し、27歳という若さで戦死した夭折の画家です。

メッセージ〜「よくやったことの報酬は、それをやったことです」by  ラルフ・ワルド・エマーソン(1803〜1882 🇺🇸アメリカ人 思想家・作家)

貴方が何か上手くいった時、その報酬や見返りは、上手くいったこと。そして、そうするための知識や創造性を持っていたこと。それ自体が報酬であり見返りだと言っているのではないでしょうか?

「龍神カード」

13番 “紅龍”   お言葉〜着実にこなす 

ステージアップの準備として着実にこなす力を発揮する“紅龍”。

地道な積み重ねを大切にすることで、貴方の経験値が大きくアップすること示しています。

外側のことに気を取られすぎていませんか?内面に目を向けて、身の回りを整えるのも良いでしょう。

「セイクレット・デスティニーカード」

” VOYAGE”

準備してください。貴方は今、旅に出ようとしています。

貴方様は、未知の世界に出発しようとしている勇敢な旅人かも知れません。

貴方様は、どこへ行きたいですか?貴方様が、ずっとしたかったことは何ですか?貴方様は、何になりたかったですか?

それを実現させましょう。

貴方様の夢を、はっきりとイメージしてみましょう。予想外の出来事も受け入れてみましょう。目的地につくことだけでなく、そこまでの旅路も同じように楽しんでみましょう。

貴方様がどこへ旅をするとしても、貴方のそばには守ってくれる存在がいます。

3「マルセイユ・キャットタロット」を選んでくださった貴方様

貴方様は今、変化を受け入れる時のようです。

居心地の良い環境や関係に留まろうとする気持ちと、成長したい。現状に満足できない。不満や苛立ち。もっと幸せになりたい。という気持ちが交錯していませんか?

変化という「悩み」と対峙する時、私達は、無意識に「変わろう」としています。

不要な思い込みを手放すタイミングであったり、新しいステージに上がるタイミングでもあったりします。

一歩踏み出すには、選択、決断、行動する必要があり、その後に結果があります。

結果は、成功と失敗だけではありません。そこからは経験、学習、改善、変化が得られます。常に未来をポジティブに感じてみましょう。

人それぞれ、年齢、性別、社会的関わりなど様々です。大きな変革だったり、小さくて誰も気づかない変化であったり色々ですが、どれも皆、成長に繋がっています。

自分では判断できない時は、偉人になりきってみて客観的に「スティーブ・ジョブズだったらどうするだろう?」などと考えてみては如何でしょうか?

サポートカード

「アート・オブ・ライフカード」

Page of Wands

ワンドのペイジは、「地に足のついた情熱」逸る気持ちを抑えて慎重に歩こうとすることを表します。

絵画〜『新しい鎧』 🇩🇪ドイツ フランツ・エドゥワルド・マイヤーハイム(1838〜1880 風俗画)の作品

「戦い」の準備でしょうか?「戦い」は正義と変革ということでしょうか?新しい鎧を手に、少年も年配もそれぞれの向き合い方が目線に表れている感じがします。少年は剣を、年配は鎧を、攻撃的な気持ちと守りの気持ちでしょうか?

メッセージ〜「貴方がなりたかった自分になるのに、遅すぎることは無い」 by ジョージ・エリオット(1819〜1880 🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿イングランド 女性小説家)

彼女は、本名メアリー・アン・エヴァンスと言います。ジョージ・エリオットという男性名で小説を発表し、ヴィクトリア朝を代表する作家となりました。

「龍神カード」 

35番 “宝龍” お言葉〜苦手意識をなくす

魂の成長を表すカードです。

魂が成長するに従って、願いは叶い出しますが、そのために必要な新たな力を貸してくれるカードです。

貴方様は今、通らなければならない道なのに、気が進まないからといって避けようとしていませんか?

嫌だと決めつけずに請け負うことも必要かも知れません。

遠回りしているようでも、実はゴールへの近道ということもあります。

「セイクレット・デスティニーカード」

“ADVENTURES”

常に流れる水は、人生が停滞することを許さないでしょう。貴方様に新たな経験や冒険を促しているようです。

何かワクワクするようなことが、もうすぐ起こりそうです。貴方は、エネルギーに満ちた新しい世界に入っていこうとしています。

ありふれたことや、あまり関心のなかった人が、新しいチャンスの扉を貴方に開いてくれそうです。

貴方様は、今、目を見開いて行動を起こす準備ができています。

停滞や活気のない状況にいたら、積極的に抜け出してみましょう。

・・・・・・。

いかがでしたでしょうか?

参考にしていただけましたら幸いです。

秋の深まりとともに寒さも増してまいります。くれぐれもご自愛専一に。

敬具

10月後半のタロットリーディング(10/16〜31)

拝啓 秋冷の候

秋も深まり、少し肌寒くなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

10月後半のタロットリーディングを行ってみましたので参考にしていただきましたら幸いです。

今回、貴方に、お好みで選んでいただくタロットカードは、こちらの3種類でございます。

 トラディショナルな「ヴィスコンティ・タロット」

 レトロな「タッチストーン・タロット」

 ファンタジーな「リトル・プリンス・タロット」

サポートカードとして、

アートな、

「アート・オブ・ライフ」

続いて、和風な

「龍神カード」

最後に、神聖な神託

「セイクレッド・デスティニーカード

さあ、準備はよろしいでしょうか?

それではスタート!

・・・・・・・。

1「ヴィスコンテティ・タロット」を選んでくださった貴方様

今は、何かと大変なことが多いかもしれませんが、もう一息です。

目に見える成果が、まもなくまもなく現れそうです。

新大陸を発見する直前の海原を眺めるコロンブスのような立ち位置です。

このカードを選ばれた貴方様は、今、なかなか思い通りにならずに不安が生じている状況の方が多いように見受けられますが、どうでしょう?

成果が目に見えないと、なかなかモチベーションも上がりにくいとは思います。

成果として目に見えなくても、今まで培ってきたことは決して無駄ではありません。様々な経験となっています。

そんな目に見えない努力の積み重ねにこそ“運命”は味方をしてくれます。

ようやく今までの努力に見合う成果が得られようとしています。

今までやってきたことを信じて、もう少し頑張ってみましょう。

サポートカード

「アート・オブ・ライフカード」

Queen of Wands

絵画〜フランス🇫🇷   ピエール・オーギュスト・ルノワール(1841〜1919 印象派)

ルノワール41歳の作品です。ここに描かれているのは、ルーブル百貨店の大株主オーギュスト・エリオ氏の夫人です。着物を羽織った姿が描かれています。当時、流行っていたジャポニズムの影響でしょうか?

メッセージ〜『貴方が他人の為にしてあげられる、最も偉大なことは、貴方のの富を分け与えることではなく、その人が持っている素晴らしさを示してあげることです』 by ベンジャミン・ディズレーリ

ベンジャミン・ディズレーリはイギリス🇬🇧の政治家、小説家そして、貴族です。保守党党首となり、首相を2期勤めています。

物質的援助も大事ですが、人材の発掘・育成、人的資源の活用が最も大事なことを告げているようです。

龍神カード 

1番 “金龍” お言葉『いよいよ形になる時』

欲しいと思ったものを、実際に形にして目の前に運んできてくれる“金龍”です。

お金、仕事、住む家、恋人など実際に物質化できるものが引き寄せられることを示しています。

貴方様が、使命を果たす為に、リーダーシップを発揮することを勧めています。

セイクレッド・ディスティニー・カード

SOLITUDE「孤独」(聖なる島)

少しの間、一人の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

周囲の意見に耳を傾けるのはいいことですが、リーダーシップには、“決断”“孤独”が伴います。

少しの間、集団から離れて、他人の意見に頼らず、自分で熟考してみる時です。

自分の知恵を働かせること、自分を信頼すること、独立することを勧めています。

悩みが多い恋愛関係にある人は、少し距離を置いて冷静に考えてみましょう。

自分の人生に向き合ってみましょう。

孤独は、成長し生まれ変わるチャンスとなります。

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2「タッチストーン・タロットカード」を選んで下さった貴方様

今、まさにターニングポイントです。諦めかけていたことにチャンスが舞い込んできそうです。

貴方様の周囲には、貴方様のことを当たり前のように信頼し、愛し、支えてくれた人が必ずいるはずです。改めて“感謝の気持ち”で接してみましょう。もし、心当たりがなければ、近所の氏神様の神社、崇敬する神社仏閣などに感謝の気持ち覚悟を祈願してみましょう。

愛と辛抱強さが“運”の流れを変えようとしています。

本当に大切なものを見極め、自制し覚悟を決めて目の前の目標を一つずつクリアしていきましょう。

そうすることで、何かが終わり、新たなステージへと変化がもたらされようとしています。

この時期、思い通りにならない現実に、つい安易な方へと流されがちです。安易なことの先には達成感や成長は無いでしょう。

しかし、本当に大切な人たちのために、目の前の小さな目標を一つずつクリアしてゆく先には信頼成長が待っています。

幸福の本当の意味を知れば、貴方様に天命がくだされ、チャンスの方から貴方様を向かえにやってくることになるでしょう。

サポートカード

「アートオブライフ・タロットカード」

Four of  Cups

絵画〜フランス🇫🇷 ピエール・オーギュスト・ルノワー(1841〜1919 印象派)の作品『田舎のダンス』

この作品は、ルノワールのダンス3部作と言われ、「都会のダンス」「ブージバルのダンス」「田舎のダンス」のうちの一つで、今回の「田舎のダンス」に描かれている女性は、のちに彼の妻となるアリーヌ・シャリゴと言われています。

メッセージ〜「音楽が変われば、ダンスも変わる」

環境や人が変われば、対応や人生も変化するということでしょうか?

龍神カード

38番 九頭龍 お言葉〜『壮大なゴールの始まり』

龍神の最高位に位置し、九つの頭を持つ九頭龍は、人生で貴少な転機が来ることを告げます。

龍神カード、全てのカードの中のスペシャルカードです。

このチャンスを逃さないよう、しっかり現実と向き合っていきましょう。

セイクレッド・デスティニーカード

HAPPINESS「幸福」(太陽の輝き)

太陽は、太陽系の中心にあります。

太陽が象徴するものは、幸福、喜び、希望、啓蒙、閃き、真実、元気、温かさ、善意などです。

どうか喜んでください。良い前兆が示されています。

幸運が貴方様を待っています。疑わずに前進してみましょう。

両手を広げ、人生を思いっきり受け止めてください。素晴らしいエネルギーが貴方様に流れ込もうとしています。

注意すべきは、あまり急速に拡大すると、足元を見失ってしまうことです。

・・・・・・。

3「リトル・プリンス・タロットカード」を選んで下さった貴方様

今、明るい未来に向けて進路を選択すべき状況が迫っています。

新しく、何かを始めようとする気持ちと居心地の良い関係や環境に留まろうとする気持ちが交錯しているようです。

貴方様は、自分が思っている以上に多くの人に必要とされています。

もっと広い視野を持って、活動してみましょう。

その前にまず、身の回りの断捨離から始めてみてはいかがでしょうか?

執着していた事柄や物を手放すことで、心も環境も整えることができます。そうすることによって、ずっと避けていた物や事柄に向き合い、着実に階段を一歩ずつ昇ってゆくことができそうです。

貴方様にとって本当に大切なことが何か?に気づくことができて、今の貴方様が取り組むべき目標が見えてきそうなのです。

真摯な姿勢で目標に取り組む時、“運命”は貴方様に味方をするでしょう。

サポートカード

「アート・オブ・ライフカード」

Three of Cups

絵画〜フランス🇫🇷 ピエール・オーギュスト・ルノワール(1841〜1919 印象派)の作品 『船遊びをする人々の昼食』

パリ郊外、セーヌ川沿いのリゾート地、シャトー島にあるレストラン「フルネーズ」での、ルノワールの友人たちとの集いが描かれています。

様々な社会的階層の人々が集まっているということが伝わってきます。

メッセージ〜『他人の生活に光をもたらす人は、それを自分自身から遠ざけることは出来ません』 by ジェームス・マシュー・バリー

ジェームス・マシュー・バリーはイギリス🇬🇧の劇作家、童話作家、ファンタジー作家、あの有名な「ピーターパン」の作家でもあります。

日本的に言えば、「情けは人の為ならず」ということでしょうか?

龍神カード

13番 “紅龍” お言葉〜『着実にこなす』

ステージアップの準備として着実にこなす力を発揮する。

自分の内面に目を向ける時期であることを告げてくれます。

何事も階段を一歩ずつ踏みしめるように地道な努力の積み重ねを大事にすることで、貴方様の経験値が大きくアップすることを示しています。

「セイクレッド・デスティニーカード」

TRUST 「信頼」(砂漠のビジョン)

砂漠は、何も無く見えますが、浄化、再生、深いヒーリングなどが行われる場所なのです。

状況が、干からびて何も見えなくても、貴方様には内なる知恵があります。

瞑想が心身を癒し、活性化させてくれます。

神社仏閣など神聖な場所に身を置くなど、またはマインドフルネスなどを心がけると良いでしょう。

貴方の人生で精彩を欠く分野があったとしても、その他の分野では輝いていることを知りましょう。

貴方様は、かけがえのないオンリーワンなのです。

貴方様には、崇高な人生の目標があるのです。

・・・・・・・・。

いかがでしたでしょうか?

何か、少しでもお心当たりがございましたら参考にしていただけましたら幸いでございます。

今回は、PCの不具合がございましてアップがギリギリになってしまいました。

ご心配をおかけして申し訳ございませんでした。

皆様におかれましては、実り多き秋となりますことを心よりお祈り申し上げます。

敬具

"月下美人"

拝啓 夜長の候

秋の夜長の季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

澄み切った夜空に月が綺麗な今日この頃です。

人は、天気が良ければ、月がいつも当たり前のように夜空に形を変えながらもあるものだと、日々、あまり有り難みを感じてはいないかも知れませんが、一生に一度だけしか月の下で輝くことができない花がございます。

“月下美人”

“月下美人”は、夕暮れから夜にかけ、初めて見る月の下で、強い香り

「甘く気持ちが良い香り」「上品な香り」「優雅で心地よい香り」

などと表現されるジャスミンに似た柔らかい香りを放ち、純白の大輪の花を咲かせ、燃え尽きて日が登る頃には昨夜の美しさが嘘のように、色も香りも失われてしまう、一夜限りの花です。

名前の由来は、昭和天皇が皇太子だった頃、台湾を訪れた際、この花に目を奪われ、駐在大使に名前を尋ねたところ「月下の美人です」と答えたことから“月下美人”という名前が付けられたそうです。

英語の呼び名は、“Queen of The Night”(夜の女王)

花言葉は「儚い恋」です。

たった一夜に、切なく激しく、そして潔く、命を燃え尽きさせてしまう「儚い恋」ということでしょうか?

今宵、同じ月の下のどこかで輝いている”月下美人”に想いを巡らせながら、儚くも尊い命の営みについて考えてみるというはいかがでしょうか?

出来ることならば、「月が綺麗ですね」といえる誰かと一緒に・・・。

参考までに、

NHK「みんなのうた」で、和楽器バンドの“月下美人”という美しい曲があります。

「花は見頃より、散り際に美を」

「月と歌う最終楽章の幕は志に息づく」

というくだりが印象的たでした。

Youtubeで検索すると、ミュージックビデオを見ることができます。

皆様の実り多き秋となりますことを、心よりお祈り申し上げます。

敬具