春風駘蕩

拝啓

花冷えの候

花の盛りも過ぎて、若葉が目立つようになりました。

いかがお過ごしでしょうか

長い間ご無沙汰致しておりました。

令和2年、春、お久しぶりです。新型コロナウイルスに世界中席巻され、私、どこにも出られず不安な日々を過ごしております。

緊急事態宣言が発令され、都市機能が健全に機能せず、我々に出来る事は、

S t ay  Home!

これだけです。

私の仕事は、テレワークには不向きな為、ウイルスの恐怖に怯えながら、相変わらず満員電車に揺られ通勤致しております。

休日は、専ら自宅に篭り、タロットと向き合っております。

早くプロとして一人立ちしたいものですが、中々奥が深く、模索しているところです。

ところで、今回、今年一年についてタロットに問いかけたところ

7月に「死神」          11月に「デビル」...。

自分なりに解釈すると、

7月にはコロナウイルスの感染拡大は収束するものの、世界経済は回復を見込めず、不況が拡大してゆく。

そして、各国は保護主義へと走りさらに経済危機へと進む事となり11月に、重大な局面を迎える事となりそうです。

更に、11月には人間の業を思い知らされる様な災いに見舞われる怖れがあります。

今回のコロナウイルスによるパンデミックは、グローバル化の弊害によるものですが、極端な保護主義の台頭は、国際社会の対立構造を生み出してしまうのでは?

行き着く先は、大恐慌、テロ、戦争など

今、我々は試されているのかもしれません。

マクロ的には、国際協調、ミクロ的には家族関係や地域社会の共生にかかっているのではないかと思います。

貴方は、今、大切な人とどう向き合っていますか?

なすべき事は何なのか?を今問われているのかもしれません。

国家や政府、自治体の活動だけでなく、一人一人が、今、運命を担っているという自覚が必要です。

目に見えないウイルスの恐怖で社会が閉塞状態にあり、不安な日々を過ごす中、当たり前だった日々の便利さに、感謝する事を忘れていた事に気づかされます。

どんな不自由な中でも、出来ないことを嘆くより、出来ることを探していきたいと思います。

我々の良識と行動により、占いの結果が、良い方向へと変換されることを希望いたします。

「下を向いていたら、虹を見ることは出来ない」 チャップリン

皆様、どうかご自愛ください。

敬具