6月後半のタロットリーディング(6/16〜30)

6月後半の運勢を、ケルト十字とサポートカードを使ってリーディングしてみました。

3種類のタロットカードのどれかを選択して「運勢」を占ってみませんか?

今回使用するのは、向かって左から

1「タッチストーンタロット」

2「ホワイトキャッツタロット」

3「エンジェルタロット」

の3種類です。

さあ、貴方はどのカードを選びますか?

サポートカードとして、

「アートオブライフカード」と「龍神カード」

を使います。

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1「タッチストーンタロット」を選んだ方

「貴方は、今、仕事やプライベートについて明確な方針が持てずにいませんか?キャリアというよりマンネリ感と現状に甘んじていることに焦燥感を覚えているのではないでしょうか。今は、自分と向き合い焦っている感情を鎮めて「自分」と「努力」を信じましょう。なんでも一人で解決しょうせず、貴方を取り巻く環境や協力者のことをもっと信頼してみては如何でしょうか?人と交流することで新しい変化や気づきにより成長することで、貴方のリーダーシップが活かされます。」

サポートカード

「アートオブライフ」

No.9「隠者」の箴言

「人は、自分の魂よりも静かで問題のない隠れ家を見つけることができません」

サポートカード「龍神カード」

17番「水龍」のお言葉

「感情と向き合うこと」

ずっと走り続けてきた貴方、行動しているわりにモチベーションが続かなかった、思うように進まず行き詰まったりしませんか?まず動きを止めて、何故そうしているのか?静かに自分の感情と向き合いましょう。一旦休むことで、本当の気持ちに気づき、新たな視点に立ち物事に取り組んでみましょう。」

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続いて、

2 「ホワイトキャッツカード」を選んだ方

「貴方は、今、目の前の状況に行き詰まって、必死にもがいていませんか?貴方は、やる気に満ちていますが、周りの意見や慣例など既成の枠をはみ出ることが出来ず、空回りをしてしまいがちです。かつての貴方は、自由な立場で柔軟な発想を持ってものを見ることが出来ていましたが、現実に直面して想定外の変化に戸惑っていませんか?無責任な言動や評価を気にせず、自分一人で悩まないことです。今こそ視点を変えて部外者や立場の違う人などの意見を聞いたり相談してみましょう。解決すべき本来の目的は何だったのか?を明確にしましょう。目の前の小さな問題を一つづつ解決してゆくことがもっとも近道なのかもしれません。貴方の情熱と努力の先に協力者が現れ、解決の糸口が見えてくるでしょう。」

サポートカード「アートオブライフ」No.8「力」の箴言

「逆境に直面して、苦難に耐えたことのない者は、自分自身の本当の力というものを知らない。」フランシス・ベーコン

サポートカード「龍神カード」

25番「飛竜」のお言葉

「違うやり方を受け入れる」

手を尽くしたけれど解決策が見当たらない。望む方向に進まないと悩んでいる貴方、今懸命にやっていることと真逆のことをやるくらいの取り組みが必要です。一つのことにフォーカスしすぎている状況を脱することで視点を変えてみましょう。行き詰まっていたものに突破口が見いだせそうです。

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最後に、

3 「エンジェルカード」を選んだ方

「貴方は、今、充実し実力を評価されています。しかし、現実に甘んじていてはいけません。考え方や生き方の節目に来ています。直感や洞察力が研ぎ澄まされています。全ての現実を受け入れたうえで、更に、一歩踏み出してチャレンジする時です。運だけでは進まないと躊躇するかもしれませんが、追い風の今は、新しいことや、やりたかったことに思い切ってチャレンジする時です。今までの自分の殻を破壊しても変化を受け入れ、新しい自分を創造しましょう。」

サポートカード「アートオブライフ」No.16「塔」の箴言

「私を滅ぼすに至らない全てのことが、私を強くするのだ。」フリードリヒ・ニーチェ

サポートカード「龍神カード」

21番「花龍」のお言葉

「新しい魅力」

イメージチェンジをしてみましょう。なりたい自分に近づくことで自信が溢れます。内面の自分磨きを行うことで貴方の魅力が増し、新しい人間関係や素敵な出会いに恵まれるようになります。何かにチャレンジするのも良い時期です。貴方自身、凛々しい顔つきへと変化するでしょう。

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どうでしたでしょうか?

心当たりのある方は参考にして頂けましたら幸いです。

皆様のお幸せを心よりお祈り申し上げます。

季節柄、どうかご自愛くださいませ。

天野雄太 拝

 

 

 

アート・オブ・ライフ〜今日のカード

拝啓 薄暑の候 雨に萌ゆる緑が風情を漂わせる季節となりました。

ごきげんいかがでしょうか?

天野です。

アート・オブ・ライフ〜今日のカードは、

No.16「塔」

タロットカードでは「破壊」を象徴するカードになります。

絵は、1910年「ル・プチジャーナル」(フランス🇫🇷のアンティーク新聞)のイラストです。

日本では、明治43年になります。

箴言は、1844年プロイセン王国(現在のドイツ🇩🇪)生まれの哲学者フリードリヒ・ニーチェの言葉。

"What does not destroy me, makes me stronger. "

「私を滅ぼすに至らない全てのこと   が、私を強くする」

ニーチェの人生は、病気とともにありました。

幼少期から極度の近眼で、さらに偏頭痛や胃痛など健康上の問題を抱えていました。

しかし、ニーチェにとって病気や困難は、ただ苦しいだけのものではなく、より思考を深めてくれるものでした。

自己を高めてくれる要素だと言っているのではないでしょうか?

大半の苦しみは、自己成長のきっかけだと思うと乗り越えられるのかもしれません。

様々な困難が彼を強くしていき、

"ツァラツゥストラはかく語りき"

の中では、現実の「生」を全面的に肯定する「超人」を理想の生き方としました。

そう考えると、絵画の「パラシュート🪂ドロップ」は、自分の既成概念を破壊して「超人」になろうとしているのかも?

私にとっては、日々、陥りやすい歪んだ妬みや憎悪といった「ルサンチマン」を排除して、ニーチェのように「超人」として生きるのは、少しハードルが高いかもしれません。

しかし、日々の困難や悩みも、向き合い、受け入れることで自らを成長させてくれる糧となるのだと思えば、少しは気が楽になれるような気がします。

「誰か」と比較する必要はありません。

私も貴方もこの世界で唯一無二の存在です。

今日、生きていられるだけで「ラッキー!」だと思うこととしました。

未だ、コロナ禍は収まっておりませんが、

"朝の来ない夜はありません"

時節柄、どうか皆様ご自愛くださいませ。

敬具

天野雄太

アート・オブ・ライフ〜今日のカード

拝啓 向暑の候 雨に濡れ、木々の緑も深みを増すこの頃、ご機嫌はいかがでしょうか。

タロットカード「アート・オブ・ライフ」今日のカードは、

No.4「皇帝」

「ヘンリー8世」ハンス・ハルバイン作(ドイツ🇩🇪

箴言は

「まず、どうなるかを自分に言い聞かせなさい。そして、貴方がしなければならないことをしなさい。」

エピクテトス(古代ギリシャのストア派哲学者🇬🇷)の言葉です。

そもそも、エピクテトスという人、あまり馴染みがありません。

ストア派哲学とはなに?

彼は、当時(紀元50年頃)奴隷の身分の両親の間に生まれました。

慢性的な肢体不自由な障害者でもあり、奴隷から解放された後も国外追放の辛酸を経て、哲学の私塾で不安定ながらも生計を立て、当時の流行思想であったストア派の哲学を自分自身の「生き方」として学びとり洗練させていった人です。

ストア派とは、アテネの広場にあった公共の会堂の廊下にある柱で議論したことから「柱廊の人々」(ストア派)と呼ばれたのが始まりだそうです。

「ストイック」という言葉がここから生まれています。

彼は、真の自由を得るために、

・自分がコントロール出来るもの

・自分がコントロール出来ないもの

の境界を定め、認識・欲求・人間関係の見方を正す事を解きました。

「奴隷が奴隷でありながら、如何に真の自由を手にするか?」について

「私は、自分にどうにか出来る事には力を注ぐが、どうにも出来ない事は放っておきます」と答えたそうです。

「自由と「幸福」は、私達がコントロール出来る範囲を超えたものに対して無視することによって得ることが出来る」

また、エピクテトスは、ズバリ「君は演劇の俳優である」と言い、自分に与えられた役回りが、たとえ端役や悪役であったとしても喜んで受け入れ、監督や演出家の創作意図を正しく理解し、その都度、役に相応しく見事に演じ切ることが大切だとも言いました。

「何を自分は望まれているのか?」を見極めることが大切なのだと。

エピクテトス自身、自分の肢体不自由な事すら、演じ切るべき役柄なのだと理解していました。

それは、消極的な態度とも、驚くべき前向きな態度ともとれます。

「我々は、なりたいものになれる訳ではない」

生まれた場所、遺伝も含めた親からの影響、育った環境や文化など様々な条件が合わさって今の自分がある

舞台背景を無視して身勝手な演技をすれば、演劇は成り立たない。

自分の境遇を無視して生きようとすれば、必ず無理や歪みが生じてしまうだろう。

絵画のヘンリー8世は、冷酷無慈悲な絶対王政のイングランド王🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿です。

彼の生き様も役柄なのだろうか?

王様も奴隷も、今自分がコントロール出来るもの、出来ないものをよく理解した上で、コントロール出来るものの中から努力目標を見つけて行動するのが、本当の自由というものなのでしょうか?

「生きづらい」今の世の中をどう生きるか?を教えてくれているように思えまず。

季節の変わり目に、皆様体調を崩されませんよう願っております。   敬具     天野雄太