拝啓
七夕の候
天の川がひときわ美しい季節となりました。
七夕
諸説あるものの、いにしえより語り継がれる"織姫"と"ひこ星"の天上のラブストーリー。
中国と日本のミックスカルチャーとして、いにしえから親しまれている物語、風習です。
機織りが上手な「織姫」と働き者の「ひこ星」は、神様の引き合わせにより結婚しましたが、楽しさのあまり仕事をせず遊んでばかり。
激怒した神様は、二人を天の川の両端に引き離してしまいました。しかし、悲しみのあまり元気を無くした二人を見かねて、一年に一度、7月7日だけ会える日として許した。という言い伝え。
神様は引き合わせておいて無粋な気もしますが、これが運命のイタズラ、いつの時代も振り回される。
しかし、男女の恋は、様々な障害が有れば有るほど燃え上がるのかも。
それと、意外なのは、二人は恋人同士ではなく、神様が仲介したお見合い結婚だったということです。
きっかけは何であっても、燃えるような恋が出来る。適齢期の方達へ、お見合いも捨てたものではないようですよ!
夏の夜、午後8時頃、東の空を見上げると、3つの明るい星⭐️⭐️⭐️(べガ、デネブ、アルタイル)が見られる
それらを結ぶ大きな三角形を「夏の大三角」と言います。
ベガ👉織姫 アルタイル👉ひこ星
これらの星⭐️は、7月7日頃に一番良く見えることから、七夕の言い伝えが始まったとも言えます。
七夕飾りや短冊は、その昔、貴族達が、短歌を書く為の短冊に願い事を書いたことが始まりのようで、時代が流れるにつれ形を変え、江戸時代には、詩歌や手習いの上達を願うようになったそうです。
五色の短冊は、中国の陰陽五行説に由来し、
青→「礼」 赤→「仁」 白→「義」 黄→「智」 紫→「信」
を表します。願い事の内容によって色を決めるのも良いかもしれません。
竹に飾るのは、丈夫で不思議な力を持つとされるからだそうです。
だから、かぐや姫も竹から生まれたのかも?
約16光年(約140兆キロメートル)離れた遠距離恋愛 (東京⇄ニューヨークの約129億倍)です。
一年に一度の逢瀬なのに、雨☔️が恋路の邪魔をする。
夜空を見上げ、"織姫"と"ひこ星"の恋の成就を願い、古今和歌集を想う。
恋ひ恋ひて、逢う夜は今宵天の川、霧立ち渡り、あけずもあらなむ。
(一年間、恋焦がれて、ようやく逢う今宵は、二人だけになれるように天の川を霧で隠して、そして、いつまでも夜が明けないでいて欲しい)
いつの時代も恋する人の気持ちは同じなのかも。
あなたの大切な人は、今、何処で何をしていますか?
まだ出会っていないあなたの大切な人は、今、何処で何をしているのでしょか?
想いは、時空を超えて夜空を駆け巡ります。
予告
昨年より、鶴見先生のもとでタロットリーディングを勉強させて頂いております。
鶴見先生のご厚意により、来たる
8月17日(土) 13:00〜16:00
東京駅八重洲口ルノアール貸し会議室プラザ
「鶴見タロット・納涼茶話会&コンベンション」(鶴見先生のブログ参照)
のコンベンション部分
13:00〜14:30
一コマ20分
同じ鶴見先生の門下生のタロットリーダーと共にタロットリーディングに参加させて頂く予定でございます。
ただ今、コンベンションに向けて精進しております。
短い時間ではございますが一期一会の気持ちで鑑定させて頂きたいと思います。
ご来場頂ければ幸いです。
詳細は改めてご連絡申し上げます。
皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げます。
ご一読ありがとうございました。
敬具