お祭り

 

台風などで安定しない天気が続いていますが、朝晩はだいぶ過ごしやすくなってきましたね。皆さま体調など崩さずお過ごしでしょうか。

 

この週末、地元の神社でお祭りが行われていました。

 

買い物ついでになんとなく寄ってみたのですが、考えてみたらお祭りなんて記憶にないくらい久しぶり。賑やかで非日常な雰囲気で、歩いているだけでとても楽しかったです。

 

祭りの起源は諸説ありますが、天の岩戸伝説もその一つです。

弟スサノオのあまりに乱暴で傍若無人な態度にショックを受け、天の岩戸に隠れてしまったアマテラスオオミカミ。

世界は光を失い真っ暗になってしまいました。

困った八百万の神々は岩戸の前に集まり、アマノウズメノミコトが舞を披露しその横で賑やかに囃し立てます。

気になったアマテラスオオミカミが顔を覗かせ体を乗り出したところ、オモイノカネノカミが腕を引っ張り岩戸の外に出ていただくことができました。

八百万の神々は大いに歓び、笑顔でアマテラスオオミカミを向かい入れました。

 

神様に捧げものを奉り、祝詞を唱え神楽を奉納し、最後に人々が歓び笑うことで神様の出現が叶うという、信仰の儀式。

小さな頃「神社は神様がいる場所なのに、どうしてお祭りはこんなに騒いでもいいの?」と疑問に思っていましたが、人々が楽しむことにも意味があったんですね。

狛犬様もなんだか嬉しそう。

 

お祭りなど特に行事はなくても、頻繁に神社に通っています。

神様や眷属の皆さんに会えると思うと嬉しくて、いつもわくわくで近況報告をしています。参拝の方がいない時は声に出して喋っています(怪しすぎますね汗)。

普段からあまりストレスを感じない方ですが、聞いてもらえるだけでもやもやが晴れて清々しい気持ちになれるのでおすすめです。

皆さまもいかがでしょうか(^^)

 

 

千と千尋の神隠し

 

一昨日の金曜ロードショーで千と千尋の神隠しが放送されていましたね。皆さまご覧になりましたでしょうか。

何度か観たことがあったため作業をしながらぼんやりと観ていたのですが、ふと「どういうことを伝えたかったんだろう」と思い調べてみました。

 

さまざまな考察があるかと思うのですが、名前を取られる・忘れることは「生きる意味を忘れている現代人」という意味があるそうです・・!

湯婆婆が支配する湯屋のように、この社会には「自分は誰で、何をしたいのか」という生まれてきた意味を奪うシステムがある、というメッセージ。

少し話が逸れますが、メディアアーティストの落合陽一さんも新卒採用制度について「大学卒業と同時に名前を奪われて一個人から名無しになる、異常なシステム」と言っていました。通じるものがありますよね。

カオナシは「名無し」。

なんでも欲しがって、手に入れる(食べる)ことでステータスを上がったと思い込む資本主義社会が生み出した被害者、という考察がなされていました。

「ハクかっこいい♡」などとばかり考えていた自分が恥ずかしい、、色んなメタファーが隠されているのですね。

最後、千尋が豚を見てお父さんとお母さんはいないとわかるのは、「洗脳が解けた」という意味が含まれているそうです!

 

3週連続ジブリということで、これからまた楽しみです(^^)

個人的にはもののけ姫が一番好きです。また本題から逸れますが、ヤックルがアシタカに甘えるシーンがたまりません。。

モデルになった台湾と屋久島にいつか行ってみたいな~。

 

 

クリムト②

 

先日のクリムト展があまりに印象的で、前から気になっていたクリムトのタロットカードを手に入れました。

ゴールドの箔がプリントされた、ゴージャスで耽美なカード。

イタリアの老舗タロットメーカー「ロ  スカラベオ」社の制作で、外装にはアイコンのフンコロガシのマークがプリントされています。

 

「私があなたで占わせていただいてもいいですか?」という問いの結果を鶴見先生にリーディングしていただいたところ、「誰も私に触れさせてはいけない、理屈や運命など関係なく私が星となってあなたを導く」という力強いメッセージが。

多少女王様気質で、とてもスペシャルなカード。

絵柄に見とれてしまい内容を読み解くまでに少し時間がかかりますが汗、ここぞ!という時にお願いしたいと思います。

 

こちらはスイスのゴールデンタロット。

重厚感のあるクラシカルな絵柄と、ゴールドの上品な雰囲気に惹かれ勉強を始めた当初に購入しました。

絵柄と対照的に、個人的には比較的さっぱりサバサバと出るカードなのではと思っています。

 

タロットカードはリーディング自体はもちろんですが、カード自体の美しさや醸し出す雰囲気も魅力の一つですよね。

8月17日、鶴見先生主催の納涼会イベントに、リーダーの一人として参加させていただけることになりました。

13時~14時20分の間、お一人様20分という短いお時間ですが、心を込めてリーディングさせていただきます。

場所は東京駅八重洲北口の、ルノアール会議室プラザ3階6号室。

皆さまと楽しい夏の思い出を作れたらと思っております。ご来場を心よりお待ちしております。

 

当日は力強く、でもとても優しくナビゲートしてくれるクロウマジックのカードでリーディングさせていただきます。

 

 

猫考

 

急に暑くなりましたね、皆さま夏バテなどされていませんでしょうか。

東京に来て早15年(驚愕です)、暑さにはだいぶ慣れましたが太陽光の強さだけはどうしても苦手です。

でも洗濯物が外に干せるのは嬉しいですよね(^^)

 

猫は暑いところも寒いところも苦手なようで、夏と冬は運動量が大きく下がります。

飼い猫も最近は夏バテなのか、ごはんもあまり食べず寝てばかりいます汗

体調不良かと心配しますが、遊ぶ時は元気でブラッシングをするとこの表情。

安心しました。

 

昔から猫が好きで、いつか一緒に暮らしたいと思っていました。

結婚してから、子どもを産んでから、などと考えていましたがどれも一向に訪れず涙

一人暮らしで仕事の帰りも遅めなため、本当にいいのか、幸せにできるのかとペット可物件に引っ越して2年悩み、昨年の夏にようやく迎えることができました。

家に来てくれて本当に幸せな毎日です。むーちゃんありがとう。

おーいお茶で決め顔です。

 

つぶらな瞳、丸い顔に大きな耳、ふわふわの身体に表情豊かなしっぽ。

自分の気持ちに正直で自由気まま、でも平和主義でとても優しい性格。

猫の魅力を挙げると切りがありませんが、一つに絞るとすると個人的には「こだわらない」ことだと思いました。

 

一緒に生活をしてみて、ほとんどのことにこだわっていない。

もう遊べないとわかると違うことを始める、怒っていてもすぐ忘れる、何でもトライするなどとても軽やか。

なんでこうなんだろう、理想と違う、どうしてもああしたい、などと思ってしまいがちな私にとってとても新鮮でした。

 

こだわりと言うと聞こえはいいですが、別の言い方をすると「執着」。

過剰になりすぎないよううまく手放していきたいです。

 


 

仙台へ

 

友人の結婚式で、日帰りで仙台に行ってきました。

あいにくの曇り空。でも自然がいっぱいで食事も美味しく、友人達の笑顔に癒されパワーをたくさんもらうことができました。

 

やや肌寒く、でも道端のお花もきれいに咲いていました。

明日からまた頑張ろう。

 

 

夏風邪と火鍋

 

気づけば2019年も下半期に入りましたね。日々の速さが年々加速し驚いています。

皆さまいかがお過ごしでしょうか。私は梅雨の気候と仕事の繁忙期が相まって、夏風邪を引いておりました涙

飼い猫も深夜に謎の嘔吐。病院に連れて行ったところ消化不良とのことでした。

低気圧やじめじめした気候で体調を崩す方が多い時期ですね。これからは熱中症も心配です。皆さまどうぞご自愛ください。

むーは一日で回復してくれました。元気があり余っています。

 

思いっきり汗をかけば風邪も治るのでは、ということで昨日火鍋を食べに行ってきました。

火鍋と言えば鍋の形が印象的。正式には「鴛鴦(おしどり)鍋」という名前で、中国三大宗教の一つである道教のシンボル、陰陽を表す太極図が元になっています。

特に宗教的な意味はなく、当初は辛さが苦手な人にも食事を楽しんでもらえるように、という意図だったそうです。

 

確かに赤い方の麻辣鍋は辛いのですが、中国ならではのしびれる辛さ「麻」が強く、唐辛子のようなぴりぴりする辛さではないため休みなく無限に食べられます(汗)

医食同源思想で漢方薬にも使われる生薬がスープに入っており、普段食べられないお味で大満足でした。

火鍋のお陰か今朝から咳や喉の痛みもなくなり一安心。夏の鍋という新たな発見でした。

 

 

 

クリムト展

 

先週末、東京都美術館で開催されているクリムト展に行ってきました。

学生の頃から大好きだったクリムト。

今まで何度か目にする機会がありましたが、今回大規模な展示ということで楽しみにしていました。

 

官能的でセンシュアル、退廃的ながらも気品が漂う女性たち。

クリムトは女性の絵画を多く残していますが、モデルとなった女性たちとの間にわかっているだけでも14人の子どもがいたそうです。 (!)

でも彼自身はあまり社交的ではなく、寡黙で謎の多い人物とされています。

猫を抱いている、というだけで好感が持てる不思議。

 

ビザンチン芸術から影響を受けた金箔を用いた絢爛な絵画が有名ですが、日本の浮世絵などからも大きな影響を受けています。

平面的な描写、グラマラスではないしなやかで細身の女性像、市松模様のような規則的なパターン、油絵らしからぬ透明感を感じる色合いの表現など日本人に馴染みやすい要素が多く、日本や中国で人気なのも頷けます。

数多くの絵画が展示されていましたが、やはりポスターにもなっているメディトと、全長30mある壁画のベートーヴェン・フリーズが印象的でした。

 

日曜だったこともあり、館内はかなり混雑していました。

ゆっくり観てしまったため閉館時間になってしまい、ミュージアムショップではポストカードしか買えなかったのが悔やまれます涙

とても楽しい一日でした。

 

 

 

夏至

 

今日は夏至。一年でもっとも昼が長い日ですが、あいにくの天気でしたね。

神奈川も雨が降っていました。

 

占星術では春分・夏至・秋分・冬至は大きな意味を持っており、このタイミングで今までとは異なるエネルギーが流れ込みます。

夏至は太陽が蟹座に入る瞬間を指し、今年は真夜中の0時54分でした。

夏至になった瞬間のホロスコープはこの夏の大まかな流れを見るのに役立ちます。

 

皆さんは『サビアンシンボル』をご存知でしょうか。

星座には1~30の度数があり、それぞれ異なるシンボルを持っています。

方向性を示すアセンダントと呼ばれるポイントは、夏至図では牡羊座の28度で『落胆させられた大聴衆』というシンボルです。

「周囲の反応や顔色をうかがい、期待に応えなくてはとプレッシャーを感じるよりも、あなた自身の感覚や幸せを優先し追及すること」。

また、他の天体の配置から、「それぞれが個性を活かして外の世界とコミュニケーションを取り、新しい仲間を作る」というテーマが見えてきました。

思考や常識といった理性的なものよりも感情が強くなりやすい傾向にあるため、不自由さを感じたり理想と現実のギャップに悩む、といったことも出てきそうですが、この機会にもう一度自分の本当にやりたかったこと、目標などを見つめなおしてみるのも良いかもしれません。

 

占星術は古代の叡智を元にした統計学でもあり、このように星からの影響による大きな流れを見るのに適しています。

対してタロットは見えない力が宿るような、インスピレーションを活かしてカードと対話するような読み解き方をしていくため、内面に寄り添う具体的なアドバイスが可能になります。

どちらも違う良さがあり、理解が少しずつ深まるたびに面白いなと感じています。

 

タロットにも時期を示すカードがあり、蟹座の時期はⅦの戦車。

鶴見先生からお借りしているクロウマジックのカードでは、男性とカラス、動物たちが炎をバックに描かれた力強いデザインです。

左下には蟹座のマーク「♋︎」が見えますね。

とても強く優しいカード。私にはまだ早いのですが、お守り代わりに持たせていただいています。

 

 

十番稲荷神社

 

先日、麻布にある十番稲荷神社に参拝してきました。

特に予定していたわけではなく、出かけた帰りに麻布十番駅で乗り換えようとしたところ間違って地上に出てしまい、すぐ傍に偶然神社があったのでお邪魔してきました。

単にぼんやりしていただけかもしれませんが(汗)、ご縁をいただいた気がして嬉しかったです。

ちょうど紫陽花祭りが行われていました!

手水舎も紫陽花で飾られていてとてもきれい。

 

隣には七福神の神様が乗った宝船やかわいらしい蛙の神様のお社もあり、とても心がほっこりする、優しい神社でした。

 

趣味の一つは寺社巡りなのですが、東京は数多くの寺社があって楽しいですね。

故郷の北海道は元々はアイヌ民族が暮らしており、神様や信仰が違うため神社の数がこちらほど多くありません。

(ちなみにアイヌ神話は天と地の二柱の神が、日と月の神を生むなど古事記と内容が似ています。最近はゴールデンカムイが人気で認知も広まり、地元民として嬉しい限りです!)

土地それぞれの風習や文化を知れるのはとても面白いなと思います。