8月15日

 

酷暑が続いていますね、皆さま無事にお過ごしでしょうか。

毎年「こんなに暑かったっけ?」と驚かずにはいられません、、むーも毎日脚をかぱーっと開いて涼んでいます。

 

8月6日、9日、15日。他にも覚えておくべき日はありますが、やはり私たち日本人にとって重要な日だと思っています。

修学旅行で広島の原爆資料館に行きましたが、ショックで発熱し翌日以降の日程は先生と過ごしたのを覚えています。

それ以降今まで、この3日間は毎年恐くて夜電気を点けて寝ています。

戦争の一番の認識が視覚的な恐怖というのは間違っていると思うのですが、どうしても先んじてしまいます。

 

私の祖父は南方戦線のガダルカナル島へ出兵していたそうです。

玉砕の中で一人だけ生きて帰ることができました。祖母が話を聞けば「トラック移動で車酔いが酷く、ヘルメットを脱いで窓から顔を出していたがなぜか弾には当たらなかった。車に残って毎日怪我人の手当てをしていた」とのこと。

帰ってきた時は膝に弾丸が入ったままでした。

私は幼稚園から小学校低学年にかけて時々登校拒否をしていて、家から近い祖父母の家に入り浸っていました。昔の話を聞きたがりましたが祖父は戦争の話は一切しませんでした。祖母も何度か聞いてぽつぽつと話してくれるといった具合。「そんなことより楽しい話をしよう」と話題を変えていました。思い出さない方がいいという気持ちと孫の私に聞かせたくないという気持ち、両方でしょうか。胸が痛みます。

 

ニュースと一緒に黙祷などもしますが、何を祈っていいか未だにわからず気持ちがざわざわして上手くできません。

安らかにお眠りください?何も知らない私が言うのは失礼な気がする。ありがとうございました?お礼を言うのも変な気がする。この出来事は忘れません?本当にそれを望んでいるのか。平和な世界にできるよう頑張ります?私に何ができるのか。。

でも、美化された耳障りの良い情報ばかりではなく、事実を知る努力をしていきたいなと思いました。

 

なんだかしんみりした内容になってしまいすみません汗

今日はお休みで家にいたのですが、お風呂上りに涼しい部屋でむーを撫でながら「幸せだな、ありがたいな」と思い、考えが巡った一日でした。