参加させていただきました。
この日の京都の天気予報は、曇りのち雨13時からの降水確率90%。。。「雨が降るの遅れるといいなぁ」と登り隊で話ていました。
時間の関係上、ケーブルカーを利用して多宝堂まで。新参道を歩き弥勒堂でご挨拶。
鶴見先生を先頭に登り隊は階段を上っていきます。運動をしない私にとっては、足がモタモタしてしまうのですが、確実に一歩ずつ踏み外さないように、階段をしっかり踏んでいきます。歩きながら祈るために。
巽の弁財天社を通り、本殿金堂へお参り。お守りなどをみました。
本殿を過ぎて、更に奥へと進みます。
太陽は出ていない空だけれど、木々の緑はいっそう濃く、そして静かで。
登り隊は「願い」という欲ではなく、『祈り』という昇華のために登る。(鶴見先生に教えて頂きました)
祈りの焦点となる場所で、登り隊の意識を共鳴するためにラヴェルの「ボレロ」を周りの人達に迷惑かけないよう音に注意しながら、曲をかけ足を進める。不思議と足が軽くなり登るのことができました。
途中で雷が鳴り、蛇が姿を見せて、鳥のさえずりは鞍馬山に響きわたる。とても不思議な情景。
奥の院でお参りをして、貴船口には向かわずに来た道を戻ります。僧正ヶ谷不動堂の近くにあった小さな池。カエルの置物に見守られている感じです。水はとても綺麗。
この金魚ちゃん、自然界からたくさん栄養をもらっているのだろうな。
道を戻って、本殿金堂の近くになったら雨が降り出しました。まるで私達が終わるのを待っていてくれたかの様に。感謝致します。