私が小学校低学年の頃だったと思うのですが、父親の運転する車の助手席に座って、よく質問していた事がありました。「なぜギアをかえるの?」車の仕組みも何もわかっていない私には、謎の行動だったんです。ギアは『MT〜マニュアルトランスミッション〜』左足でクラッチを踏んでギアチェンジしていくタイプのもの。今は『AT〜オートマチックトランスミッション〜』の車が主流ですよね。
父は「1速というのは力があるんだ、力を必要とする時に使うんだ」と「5速は速く走らせる時に必要なんだよ」とその間のギアも聞いたと思うのですが、すっかり忘れています(笑)
きっと私の運転が好きなことは、ここから始まってる気がします。大きくなったら「私が車を走らすんだ」って。
18歳になった5ヶ月後に運転免許証を手にする事ができました(^o^) 免許証を手にするまでは、父親を横に乗せて「仮免許練習中」を窓ガラスに貼りよく路上を走りました。(お父さん怖かったろうな 笑)
自分の車(5速MT)を手にいれたら、どうでもいいような道も、探検心にかられて曲がってみた道も、思いつきで出かけた場所も、スキーに行くための雪道も、私にはとても新鮮でした。その気持ちは今でもあるのかなと。自分がいつか免許証を返上するまでにもう一度、クラッチを踏んでギアを変えながら運転したいなと思います。
「風のように ふらっと 明日はどこへ行こうかな。」この感覚が好きです。