再会。

考えてみたら、多分、7年ぶり。
NPO活動にもご協力頂いていた
画家の田代知子氏と久しぶりにお会いしました。
塗り絵本でベストセラー作家になった同い年の彼女と、
お互いにタイミングが合わずになかなか逢えず、
でも時に、昨日会っていたかのようにメールをやり取りし。
そして先日、とんとん拍子の動きで再会。

「あー、やっぱり化け物。正真正銘、化け物。
ぜーんぜん変わっていない。なんだろねこの人は。」
開口一番、彼女の独特なマシンガントークが炸裂。
「ありがと。でも画伯も同じよ。」
「やめてよ。私はまとも。人間だからね。それよりさあ、鶴見さん。」
彼女のトークは都会的で華やかさがあるけれど、
同時にドライであり、でも根底に優しさが深い。
親の介護の話などを中心に、本音トークが炸裂。

ひとしきり、リーディングが終わり
「そっか。解った。急に予約が取れて会えた訳が。
全部、繋がった。了解、鶴見さん。今度私たちが逢うのは。」
「そう。そういう訳。いやー不思議、ちゃんと会える時は会えるのね。」
アッシュカラーの髪を格好良くかき上げて、
スリムな画伯はありがと、またね鶴見さん。
と帰っていきました。
またね画伯、大人のかっこよさをこれからも
私に見せてね。そんな思いで独身の彼女を見送りました。


この難しい本は、学生クライアントさんからのプレゼント。
日本では治療困難な難病を抱え、超優秀でありながら希望の大学に進めず、落胆の中にいた彼が、
お母様の勧めでリーディングに来るようになり、早いもので3年が経過。
このたび、希望のアメリカの大学・大学院に合格し、渡米する事になりました。
アメリカ医療は彼に適合するので二重の喜び。
私も、ほっと一息。
でも、もう簡単には逢えないねえ。
それで良いのだけれど。

「鶴見さんと話をしていて、いろいろと興味が拡がって、アメリカの大学院ではこの分野の勉強をしていきたくて。」
と、冒頭の本をプレゼントしてくださいました。
高い本、フトコロ具合が厳しいのに、すみません。
ありがとうございます。
そう、きっと世界って、宇宙って、
三次元では理解出来ない構成なのだと思うのよ。
スピリチュアルと最新物理学は共鳴するはず。

終始、にこやかに話していた彼は、あと1週間でシリコンバレーに旅立つ。
おめでとう、アメリカに行く事があったら、必ず寄りますね。
それより、私も更に精進を重ねて将来は、
物理学者になったあなたと、スピリチュアル的見解から対談したいな。

新しい道へと進んでいく人たち。
きっと、魂はおなじ共時性の中にあるのね。