1日早く目が覚めて。


確かに明日が啓蟄ではありますが、1日早く。

夜になって、小さな小さな庭から、
「ぽんぽん。ぽんぽんぽんぽん。」
という素朴な鳴き声。
そっと見に行ったら、冬眠から起きていました。
我が家のがまがえる。

いや、正確にはうちで飼っているわけではありません。
でも、何年か前に、このメダカの鉢で産まれたおたまじゃくしの中の生き残り。
凄まじい食料ピラミッドの底辺を生き延びた仔たちか、毎年、産まれ故郷のこの鉢で卵を産むのです。

明後日から寒いらしいので、産んだ卵は別鉢に移し、冷えから守らなくてはなりません。
また、これからも何回かに分けて、後発部隊の産卵が始まります。
寒天状態の卵を上手く産めなくて、引きずって歩いている若いメスは捕まえて、卵を引き出して鉢に入れなくては干からびてしまいます。

この時期、私はさしずめ、がまがえるの産婆役。
でも梅雨前の湿った夕方に、
小豆大に育った仔カエルたちが、
(がまがえるの子供はとても小さく、小豆大です。)
オレハイクゼ。オレハイクンダゼ。
と、せっせと鉢をよじ登り、葉陰にぴょんっ、と巣立っていくのを見るまでは、
ヤゴとも戦い、舅の農薬散布とも戦います。

がまがえるが居る家は、
地震で倒壊しないと古来から言われているんですよ。

不思議な出来事。

1月に実施致しましたヒーリングコンベンション。
そのラストに行いました、エネルギーワークをYouTube動画にして先日、此方にアップしたのですが。
何故か凍結、再生不可能になり、投稿自体を削除しました。

エネルギーワークは浄化と昇華ワーク、波動系でした。科学的な理由はわからないですが、
クローズするほうが良い、
その場だけの「特別」的な要素が含まれていたのかな、
と思っています。
機会を設けましてまた、
お話やエネルギーワークを実施出来たらと思っております。

私の仕事は主体はタロットリーディングですが、
リーダーであると同時にシャーマンでもありますので、時折、理解不能な不思議な事態が生じることもあります。

昨年初夏に、NPOメンバーと実施した研修旅行でも、そんな不思議な事がありました。
奈良県十津川に鎮座する、歴史ある神社を訪れた時の事。

樹齢三千年クラスの杉のご神木が立ち並ぶ、山奥の古社でしたが、この土地には「ひだる神」伝説がありました。
ひだる、とは飢饉が多いやせた土地、全国あちこちに奉られている伝承神で、祟り神になります。
詣でる神ではなく、
封印の神で障るとだるくなり、いくら食べても空腹状態で、何もやる気がなくなっていく、ついには動けなくなる、と言われています。
また、十津川の古社にまつわる話で、許可された人しかたどり着けない、神様に気に入って頂けたら帰れない、ということも囁かれていました。

私たちメンバー一行はレンタカー2台で現地入りしたのですが、車中でいきなり食欲旺盛になる男性が続出。
お腹が空いていると障りやすいので、常に何かをつまみ空腹にならないよう注意しながら日程をこなし、無事に古社にも詣でる事が出来ました。

しかし、帰り道にナビがバグして道が示されない、
(ドライバーはプロでした)
忘れ物があり取りに戻り、振り出しに戻ってしまう、
出発の準備が整わない、
もう1台のレンタカーのドライバーに先導を頼むと人柄変わったようにキレまくり危険なほど、
という状態。
やっと本道に出て一路、ターミナル駅へと向かう途中、古社の村の木材を積んだ大型トレーラーに進路を妨害され、
何度、かわしても不思議なくらい同じトレーラーがすっ、と前に来て先を阻む。

遠路、飛行機にて参加していたメンバーのチケットを最終便に変更したりとあたふたばたばたしながら、やっとターミナル駅から新幹線でなんとか全員、無事に帰路についたのでした。

ひだる神伝説の土地に入る時は
○お腹を空かせない
○だるくなってきたら、道端の小枝を折って背中越しに投げる
これでひだる神に退いて頂けます。

この仕事には、不思議な事が日常茶飯事です。
でも、NPOメンバーさんには、私が行く場所に不思議が起きる、と言われています……