好きの方向性

 

カードの勉強をしているといつもむーが邪魔しにきます。可愛いけれどカードを蹴散らして走るので困っています涙

 

私は漫画が大好きで、小さな頃からよく読んでいました。

10代の頃に読んだ少女漫画のほとんどは、主人公の女の子と思いを寄せる男の子が両想いになるまでが描かれていてました。

すれ違ったり三角関係になったりしながらも、徐々に距離を縮め晴れて両想いに。

お互い一生懸命に大好きで、「両想いになればゴール、すべて上手くいく」というイメージが自分の中で出来上がっていました。

 

今私はお付き合いをしている人がいますが、自分自身や友人、同僚、クライアント様からも恋愛のお話をお聞きするうちに、「好きの方向性が似ていることはとても大事なんだな」と思うようになりました。

好きの意味を調べてみると、「心が惹かれること、気に入ること」とあります。

好きという言葉は「何が」や「どのくらい」が一緒に使われることは多いですが、「どのように」はあまり使われないかと思います。

どのように、どんな風に好きか。 みんな一緒と思いがちですが、性格が違うように好きも人それぞれ。

お付き合いが始まってからの「寂しい、満たされない、なんか違う」はこれによるものも多いのではと思います。

 

西洋占星術では恋愛はもちろん、「どのように・どんな風に」の分野も金星を重要視して鑑ていきます。

金星のあるサイン(星座)やハウス、他の天体とのアスペクト(どういった角度を持っているか)で読み解きます。

蠍座ですと「一つのものを深く徹底的に、一体化するくらい親密に。好きかどうかなど気持ちが大事。」、逆に双子座などは「好奇心旺盛で、複数のものを情報を交えつつ分析。コミュニケーションが楽しいかなど感覚が大事。」といったイメージです。

アイロンの買い替えを考えたとき、金星蠍座はずっと使い続けられるのか。どんなメーカーからどんな商品が出ていて何が違うのか。一人ですべて調べる。気に入った商品が見つかればそのシリーズやメーカー自体の口コミまで調べる。とても時間がかかる。多少高くても遠くても目当てのものを買う。

対して金星双子座は周りの人に何使ってる?おすすめある?と聞く。価格コムで人気上位品とその口コミだけ見る。近くでセールや割引キャンペーンがやってないかさっと調べる。その中で価格・機能・デザインが一番バランスの良いものを買う。

といったイメージです。(実際には太陽・月なども併せて複合的に読みますが、極端に書いてみました。少し伝わりましたでしょうか。。)

 

つい最近アイロンが壊れたため、買い替えを例に出してみました笑

どちらが良い悪いではなく、この部分が合っていると一緒に居て安心感があったり口に出さなくても伝わるものも多いと思います。

ただ、ポイントなのは、金星が合うかどうかは異性として惹かれるかどうかにあまり影響しないということです。。。最初から合う人と恋に落ちれば良いのですが、好きになった人は真逆のタイプだったということの方が多いかと思います涙

 

異性として惹かれ合うか、人として性格が合うかが相性の基本かと思いますが、次にこの好きの方向性、さらには行動のし方といったところも占星術では読み解いていきます。

そもそも男女で考え方の違いはあるかと思いますが、自分とお相手の金星がわかるとまた違った視点が生まれるかもしれません(^^)