千と千尋の神隠し

 

一昨日の金曜ロードショーで千と千尋の神隠しが放送されていましたね。皆さまご覧になりましたでしょうか。

何度か観たことがあったため作業をしながらぼんやりと観ていたのですが、ふと「どういうことを伝えたかったんだろう」と思い調べてみました。

 

さまざまな考察があるかと思うのですが、名前を取られる・忘れることは「生きる意味を忘れている現代人」という意味があるそうです・・!

湯婆婆が支配する湯屋のように、この社会には「自分は誰で、何をしたいのか」という生まれてきた意味を奪うシステムがある、というメッセージ。

少し話が逸れますが、メディアアーティストの落合陽一さんも新卒採用制度について「大学卒業と同時に名前を奪われて一個人から名無しになる、異常なシステム」と言っていました。通じるものがありますよね。

カオナシは「名無し」。

なんでも欲しがって、手に入れる(食べる)ことでステータスを上がったと思い込む資本主義社会が生み出した被害者、という考察がなされていました。

「ハクかっこいい♡」などとばかり考えていた自分が恥ずかしい、、色んなメタファーが隠されているのですね。

最後、千尋が豚を見てお父さんとお母さんはいないとわかるのは、「洗脳が解けた」という意味が含まれているそうです!

 

3週連続ジブリということで、これからまた楽しみです(^^)

個人的にはもののけ姫が一番好きです。また本題から逸れますが、ヤックルがアシタカに甘えるシーンがたまりません。。

モデルになった台湾と屋久島にいつか行ってみたいな~。